「あの頃の思い出がよみがえった」と自分を重ねる観客が続出!『明け方の若者たち』で人生のマジックアワーを思い出す

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「あの頃の思い出がよみがえった」と自分を重ねる観客が続出!『明け方の若者たち』で人生のマジックアワーを思い出す

カツセマサヒコによるデビュー小説を映画化した青春ドラマ『明け方の若者たち』が、12月31日(金)より公開される。東京で生きる“僕”が経験する“彼女”との恋模様や、仕事での葛藤など、大学卒業からの5年間を扱う本作は、若者たちが経験するヒリついた感情やせつない恋模様など共感ポイントが満載。そんな本作の魅力を、試写会にてひと足先に鑑賞した観客のコメントからひも解いていきたい。

同世代役者たちの熱演によって引き出されるリアリティ

ある退屈な飲み会をきっかけに知り合うと、自然と惹かれ合い付き合うことになった“僕”と“彼女”。大学の卒業や就職という人生のビッグイベントに翻弄されながらも、幸せな交際を続けていたが、ある日、突然彼女は姿をくらませてしまう…。

若者たちの青春&恋模様が語られる本作。“僕”を北村匠海が、“彼女”を黒島結菜が演じ、ふたりを見守る尚人に井上祐貴が扮する。そして監督を務めるのは23歳の新鋭、松本花奈。登場人物と同年代のフレッシュなキャストとスタッフによって、若者たちの抱えるエモーションが、瑞々しくもリアルに描きだされている。


「3人がとても良かった。ほかのキャストだと違ったはず。この3人でないとダメだと思いました」(30代・女性)など、3人のケミストリーの高さへの絶賛も多数!
「3人がとても良かった。ほかのキャストだと違ったはず。この3人でないとダメだと思いました」(30代・女性)など、3人のケミストリーの高さへの絶賛も多数![c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

主人公の“僕”は、幸せの絶頂からどん底まで、5年間で浮き沈みの激しい人生を味わうキャラクターだが、そんな“僕”の抱える複雑な感情や心の機微、年を追うごとの変化を北村はナチュラルに表現。迫真の演技には、真実味を覚えたという人も多かったよう。

“僕”の5年間での変化を、自然体な演技で体現して見せた北村匠海
“僕”の5年間での変化を、自然体な演技で体現して見せた北村匠海[c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

「北村匠海さんが22歳の抱負を語るシーンが一番印象に残った。演技が自然で、感情移入できた」(30代・男性)
「若かった僕がいろいろな経験を通して成長していく姿が良かった」(20代・女性)
「北村さんの学生時代から社会人まで、顔つきが変わっていく演技がすごく良かった!」(30代・女性)
「すべてがすばらしかったです。演じているのか素なのか、わからなくなるほどナチュラルでした」(40代・女性)
「なんとなくセリフがセリフじゃなくて、普通の会話に聞こえて、リアルでした」(30代・女性)


そんな“僕”が一目惚れをする“彼女”は、天真爛漫さとどこか大人びた雰囲気をあわせ持つ女性。実はある秘密を抱えており、ところどころで意味深な表情やセリフを放つキャラクターだ。そんな難しい役で説得力を感じさせる演技を見せた黒島にも、多くの絶賛の声が集まっていた。

“僕”が飲み会でつまらなそうにする“彼女”に一目惚れをするところから物語は動きだしていく
“僕”が飲み会でつまらなそうにする“彼女”に一目惚れをするところから物語は動きだしていく[c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

「明るくて子どもっぽいシーンもあったけど、大人っぽい雰囲気もあった」(20代・女性)
「等身大の彼女に見えた」(20代・女性)
「自然体なのがリアルで良かった」(40代・女性)
「“彼女”は黒島さんだから成立したような気がします」(男性)


さらに、随所に差し込まれた友情を感じさせるシーンで存在感を放っていたのが、“僕”の同期である尚人。演じた井上も「こんな同期がいたら救われるなと思いました」(30代・女性)、「完璧に見える人もうまくいかない思いを抱えているというのが、しっかり感じられて良かった」(20代・女性)、「同期としてもとても理想的な存在だと思いました」(40代・男性)など、多くの人の印象に残ったよう。

グッドガイぶりに好評が集まった尚人(井上祐貴)
グッドガイぶりに好評が集まった尚人(井上祐貴)[c]カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会
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