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「映画クレヨンしんちゃん」30作目のタイトル決定や荒木哲郎監督×虚淵玄のタッグ作など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

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「映画クレヨンしんちゃん」30作目のタイトル決定や荒木哲郎監督×虚淵玄のタッグ作など…2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

スタジオポノック制作の『屋根裏のラジャー』が2022年夏に公開

『メアリと魔女の花』(18)以来5年ぶりとなる、スタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』の公開が2022年夏に決定。特報映像とティザービジュアルも解禁となった。

スタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』が2022年夏公開
スタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』が2022年夏公開[c]2022 Ponoc

『かぐや姫の物語』(13)、『思い出のマーニー』(14)などのプロデューサー、西村義明が立ち上げたスタジオポノックの最新作となる本作。原作は、イギリスの優れた児童文学に授与されるカーネギー賞ノミネートなどで高い評価を得るイギリス人作家、A.F.ハロルドの「The Imaginary」で、『もののけ姫』(97)や『千と千尋の神隠し』(01)などに携わった百瀬義行が監督を務める。

『屋根裏のラジャー』はイギリス人作家、A.F.ハロルドの「The Imaginary」が原作
『屋根裏のラジャー』はイギリス人作家、A.F.ハロルドの「The Imaginary」が原作[c]2022 Ponoc

主人公は、少女の想像から生まれた“イマジナリ”という誰にも見えない存在である少年、ラジャー。人の想像が食べられてしまう世界で、ラジャーとその仲間たちが、大切な人の未来と運命を懸けて“誰にも見えない戦い”に挑む。

特報映像では、スタジオポノックの手描きアニメーションならではの映像が展開。繊細なタッチで想像への入口が描かれ、本編での壮大なストーリーを予感させる内容となっている。また、一見すると普通の少年のように見えるが、イマジナリという見えない存在であるラジャーの表情も印象的だ。ティザーポスタービジュアルは、蛍のような黄色い光が舞うなか、幻想的な木へラジャーやイマジナリの町に暮らす仲間たちが集まっていく姿がデザインされている。

このニュースにファンは、「絶対観に行きたい!」や「キャラデザ等スタッフの詳細が早く知りたい」、「メアリがおもしろかったので今度も期待」といったコメントを寄せている。

湯浅政明監督作『犬王』が海外の映画祭で続々と上映!


湯浅政明監督による最新アニメーション『犬王』(2022年初夏公開)のティザービジュアルが公開。加えて、ロッテルダム国際映画祭にて湯浅監督の特集上映が行われ、アングレーム国際漫画祭では仏プレミア上映&アート展が開催されることもわかった。

琵琶を奏でる友魚と楽しげに踊る犬王の姿を切り取った『犬王』のティザービジュアル
琵琶を奏でる友魚と楽しげに踊る犬王の姿を切り取った『犬王』のティザービジュアル[c]2021 "INU-OH" Film Partners

本作は、室町の知られざるポップスター“犬王”から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に活躍した実在の能楽師である犬王(声:アヴちゃん)と、盲目の琵琶法師である友魚(声:森山未來)の友情が描かれる。松本大洋がキャラクター原案、野木亜紀子が脚本を務める。

ティザービジュアルは、琵琶を奏でる友魚と楽しげに踊る犬王の姿を切り取ったもの。幻想的なビジュアルに加えて、「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーも記されている。

ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭などの海外映画祭や、東京国際映画祭に続き、第51回ロッテルダム国際映画祭でも本作がラインナップ。さらに、同映画祭のFilmmakers in focus部門では「湯浅政明監督特集上映」として、「四畳半神話大系」や『夜は短し歩けよ乙女』(17)、『きみと、波にのれたら』(19)などの湯浅監督作品が一挙上映される。

また、第49回アングレーム国際漫画祭でのプレミア上映に加えて、アート展ではフランスでも絶大な人気を誇る松本による『犬王』キャラクターデザインの原画が世界で初めて展示されることに。同映画祭で日本映画のプレミア上映とアート展が併催されるのは初めてとなる。

このほか、「週刊少年ジャンプ」にて2018~20年にかけて連載された藤本タツキによる人気漫画「チェンソーマン」の第2部が、2022年初夏より漫画アプリ「少年ジャンプ+」で連載開始、さらに本作のテレビアニメが2022年に放送予定であることも話題を集めた。

文/サンクレイオ翼

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