松居大悟監督、池松壮亮&伊藤沙莉主演の『ちょっと思い出しただけ』ビジュアル8種、予告映像、場面写真が一挙解禁!
『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(21)、『くれなずめ』(21)などを手掛け注目を集める松居大悟が、池松壮亮と伊藤沙莉の主演で描くオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』(2022年2月11日公開)。このたび、本作より本作のチラシビジュアル8種と予告映像、さらに場面写真が一挙解禁となった。
第34回東京国際映画祭でコンペティション部門に選出されると、観客賞とスペシャルメンションを受賞した本作。ロックバンド、クリープハイプの尾崎世界観がジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』(91)から着想を得て作曲した新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに書き上げており、松居監督にとって初のオリジナルラブストーリーとなる。ダンサーの夢を諦めた照生(池松)とタクシードライバーの葉(伊藤)の2人の物語を繊細かつユーモラスに描き出す。
今回解禁された予告映像では、照生と葉が喧嘩をする姿が切り取られている。「ずっと会話になんてなってなかったのかもね...ずっと」という葉のひと言から、幸せだった日々が映しだされていく。やがて、“二度と戻れない日々”というはかないコピーとともにクリープハイプの主題歌「ナイトオンザプラネット」が流れるという情緒あふれる映像となっている。
また、8種にも及ぶチラシビジュアルでは、こっそり仕事のタクシーを使いドライブデートを行ったり、小さな鉢植えをもち笑顔を浮かべるふたり、手をつなぎ幸せそうに出かけるふたり、水族館で過ごす様子などを美麗に切り取っている。幸せな日々であると同時に、コピー通り“二度と戻れない”日々であることも予感させる、照生と葉の6年間を凝縮したようなチラシ8種は公開劇場ごとにランダムで設置される。
さらに、新たな場面写真も公開。池松、伊藤に加え、『ミステリー・トレイン』(89)や『パターソン』(16)にも出演した永瀬正敏や、バーのマスターを演じる國村隼、そのバーの常連を演じる成田凌、照生のダンス仲間を演じる河合優実、ミュージシャンとして出演する尾崎の姿などが写しだされている。
松居監督がクリープハイプの楽曲をもとに書き上げた本作では、どのような物語が展開するのか?コロナ禍という時代性も踏まえた新しい形のオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ