長谷川博己&綾瀬はるか、カナヅチ哲学者と不器用な水泳コーチの物語『はい、泳げません』で映画初共演! - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
長谷川博己&綾瀬はるか、カナヅチ哲学者と不器用な水泳コーチの物語『はい、泳げません』で映画初共演!

映画ニュース

長谷川博己&綾瀬はるか、カナヅチ哲学者と不器用な水泳コーチの物語『はい、泳げません』で映画初共演!

<キャスト・スタッフ コメント>

●長谷川博己(小鳥遊雄司役)

「(撮影を終えた感想)役柄としてもこの作品に向き合うことにしても身体と思考をフル回転させて臨まなければならないものでしたが、最終的にその疲れは心地のよいものでした。渡辺監督とは創作過程でぶつかることもありましたが、この作品を作るにあたって必要なことだったのかもしれません。『映画を作る』という行為は、様々な試練や衝突、そして自問自答を繰り返しながら作っていくものなのだと改めて実感した現場であり、それがどこかこの映画のテーマともつながって見えました。

(綾瀬はるかさんとの共演について)大河ドラマの八重の桜から7〜8年ぶりの共演でしたが、滞りなくお互い役柄として向き合えましたし、益々華やかさや大らかさが増して素晴らしい女優さんになられたな、と感じました。今回の静香コーチの役は彼女の持ち前の天使的とも言える存在感がマッチしていてとても印象的で作品に深みが増しました。

(公開に向けたメッセージ)この映画は水の中に潜む『記憶』と『再生』の物語だと思います。生きることと泳ぐこと、似ているようで似ていないこの二つの行為を通して人生の辛さや楽しさ、全てをひっくるめて素晴らしいと実感できるような、得も言われぬ感動がある作品になると思います。ぜひご期待ください」

●綾瀬はるか(薄原静香役)

「(撮影を終えた感想)私は、ほぼプールでの撮影だったのでどうなることかと思ってましたが、終わる頃にはすっかり水の中が、水泳が大好きになっていました。

(長谷川博己さんとの共演について)長谷川さんのカタブツな小鳥遊先生がとても愛おしく、ずっとお芝居を見ていたくなりました。

(公開に向けたメッセージ)できなかったことができるようになる。それで少し視界が広がったような、そんな出来事が皆様に訪れることを心から願ってます。そして、この映画をご覧頂いて、水泳でなくても、何かに挑戦してみようと思って頂けたら幸せです」

●渡辺謙作(監督・脚本)

「数年前、爆笑と共感にひたりながら、この原作を映画にするのは俺しかいない、と思いました。なぜなら私も泳げないから。主人公は小鳥遊雄司。泳げない哲学者。この字面だけでジャスト長谷川博己!小鳥遊はややこしい人間なのだが、長谷川さんもなかなかの…。それらもひっくるめて愛おしい!主人公が持つ誠実さは私にはありません。間違いなく長谷川さんの天分です。小鳥遊に負けず劣らず風変わりなのがスイミングコーチの薄原静香。綾瀬はるかさんと初めて会ったとき、噂に違わぬ天然ぶりと端正なスタイルに、ここに静香コーチいるじゃん!泳げない私にはよくわかる。泳げるようになりたい。その一歩を踏み出すのにどれだけの勇気がいるか。小鳥遊雄司に乾杯!」

文/足立美由紀

※高橋秀実の「高」は「はしご高」が正式表記

作品情報へ