今田美桜、令和版「悪女( わる) 」でドラマ初主演!ラブ・ジョブ・エンターテインメントで江口のりこと初共演
<キャスト・スタッフコメント>
●今田美桜
「底抜けに明るく型破りな田中麻理鈴役を演じることになりました。麻理鈴は、やる気と根性があって、いつも目の前のことを一生懸命に頑張っている女性です。負けん気が強く、酒豪で、大食いで、見た目とはちょっと裏腹に男らしさもあったり、そして、どんな上司にも、ひるまずに立ち向かっていきます。最後には、色々な人たちをどんどん仲間にしてしまう魅力あるキャラクターなので、クランクイン前ではありますが、今から楽しみにしています。私も、麻理鈴のように、どんどん周りを巻き込んでいけたらと考えています。
(原作を読んだ感想)30年近く前の作品なのですが、私の同級生がちょうど新入社員だったり、2年目だったりするので、同級生から聞いてる話と、あの時はこうだったんだという、そのギャップを感じられてすごく楽しかったです。漫画に登場するそれぞれのキャラクターがすごい個性豊かで、その中で奮闘する麻理鈴に、とても勇気づけられて、私も頑張ろうと思いました。
(江口のりこの印象)江口さんは、とてもかっこいい女性だなとずっと思っていました。今回お会いして、かっこいいプラス面白くて楽しい方だなと思っています。すごくドラマに入るのがとても楽しみですし、色々なことを江口さんから、学ばさせて頂きたいです。
●江口のりこ
「私が演じる峰岸雪という役柄は、麻理鈴が配属になった窓際部署で、じっと大人しく仕事している謎の女性です。とにかく謎多き女性なのですが、麻理鈴と一緒に仕事していくことで、峰岸自身も影響を受けて変化をしていきます。今の時代、やる気を出したり、出世するぞ!っていう気持ちを全面に出して働くということが、何か「青臭くてカッコ悪い!」という風に見られがちな世の中ですが、このドラマは、その青臭さが逆に格好いいんじゃないか!って思ってもらえるようなドラマになると思ってます。
(原作を読んだ感想)面白かったです。30年前って、いいなって思いました。その原作を今の時代にドラマ化するので、原作の持つ面白さを活かしていければと思います。時代もだいぶ変わっているので、30年前は仕事で出世する女性が、いわゆる「悪女」というイメージがあったかもとは思うのですが、今は全然そういう時代ではありませんので。30年前と比べて、人の気持ちや想いは、今も変わっていないなと感じました。
(今田美桜の印象)元気いっぱいの明るい女の子っていう感じで、よく笑う方ですね。私がたいして面白くないこと言ったのに、沢山笑ってくれて、とてもありがたいです(笑)」
●諸田景子(プロデューサー)
「『悪女(わる)』が30年ぶりに再ドラマ化!と聞き、懐かしいと思う人もいれば、『???』となる人もいるかもしれません。30年経って、女性が働き続けることは当たり前になりました。一方で、周囲の女性たちに話を聞くと、『たくさん働いて何が楽しいの?』『出世より、そこそこがいい』という声も…。色んな情報がありすぎて、何が正解なのか?自分はどう生きたいのか?…と働き方迷子になっていたアラサーの私が出会ったのが、『悪女(わる)』です。主人公・麻理鈴が「仕事が好きです!女が頑張っちゃダメですか?」と周囲に問いかけながら、出世の階段を駆けのぼっていく姿に勇気を貰いました。一方で感じたのは、時代は変われど女性たちは、「本当に」 働きやすくなったのだろうか、ということ。今こそ、『悪女(わる)』の出番です!!働き方が多様化した現代を舞台に、再び麻理鈴の力を借りて、「一生懸命働くってカッコいい」と視聴者の皆さんが前向きになれるドラマをお届けします」
●米村昌幸(講談社「BE・LOVE」編集長)
「1997年に完結した深見じゅん先生の『悪女(わる)』は、25年の歳月を経てなお新しい読者を獲得し続けています。特に昨今はデジタルで漫画を読む若い読者の方からも多くの共感の声をいただいております。令和の時代となり、男女平等は進み、上司と部下の関係性、リモートワークの導入など働き方も変わりました。しかし世の中は大きく変われども『働く』ということの悩みや葛藤、そして喜びは不変なのだと編集部に届くファンレターから日々感じます。この度、フレッシュな麻理鈴スマイルを見せてくださる今田美桜さん&クールな峰岸の印象そのものの江口のりこさんという、最高なバディをお迎えして麻理鈴や峰岸の活躍を見られるということに大変喜んでいます。この難しい時代を打開して、日本中の働くみんなが元気になれるようなドラマになってくれることを心から願っています」
文/タナカシノブ