Travis Japan松田元太、初主演映画『君が落とした青空』舞台挨拶で胸キュン台詞を披露し赤面!「こっち見ないで!」
第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞した福本莉子と、ジャニーズJr.の人気ユニットTravis Japanのメンバーの松田元太がダブル主演を務めた『君が落とした青空』(公開中)の公開記念舞台挨拶が19日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。福本と松田、板垣瑞生、横田真悠、莉子、Yuki Saito監督が登壇した。
小説アプリ「野いちご」で発表された櫻いいよの同名小説を原作にした本作。付き合い始めて2年が経つ高校3年生の実結と修弥。毎月1日は一緒に映画を観に行くという約束通りデートへ向かう2人だったが、修弥は急用ができたとどこかへ行ってしまう。最近何か隠しているような修弥に不安を感じていた実結は、「もう一度話したい」と連絡してきた修弥に会うため待ち合わせ場所へ。ところがそこで修弥は実結をかばって交通事故に。目が覚めた実結は、自分がタイムリープしていることに気が付き修弥を救うために奔走していく。
これが映画初出演で初主演となった松田は「支えてくれているファンや、映画を観てくれた方々がたくさんいると思うと感謝しかないです」と念願の劇場公開の喜びを噛みしめ、「一番大変だったのは雨のシーン。あんな冬にあんな夜に、あんな連続で冷たいアスファルトの上に寝転がって…」と映画撮影の厳しさを振り返る。一方、同じシーンで寒さからくる震えを止めて耐えていたという福本は「生きることを諦めました。あがくことをやめたら無になって涙がツーっと…」と明かし、監督から女優魂を絶賛される一幕も。
そして劇中で描かれたシチュエーションにキャスト陣が“アリ”か“ナシ”かで答える企画では、「朝食でカレー」と「毎月1日の映画デート」に5人全員が「アリ!」と答える一致団結ぶり。しかし続く「フラれた直後に相手からの“誕生日おめでとう”」には、肯定派の松田と板垣に対して「思わせぶり」だと声を揃える横田と莉子に、福本も「はっきりしないなと思う」とバッサリ。
思わず謝罪した男性陣2人は場を盛り上げようと、演じた役柄になりきって劇中の胸キュン台詞を生披露。それには女性陣からも大絶賛を浴びたものの、松田は汗を拭いながら「緊張した!こっち見ないで!」とテレまくり。板垣も「甘噛みした…泣きたい」と赤面し会場を沸かせた。
最後に松田は「役者としてもTravis Japanとしても大きく羽ばたきたい」と今後の意気込みを語ると「いつかこの映画を一人で観に行くつもりです。僕の隣に座った時はそっとしておいてください」とファンに呼びかける。また福本も「私にとってこの作品は10代最後の大きな仕事。ダブル主演としてプレッシャーもありましたが、スタッフ・キャストの皆さんの支えがあって完成しました。感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔で舞台挨拶を締めくくった。
文/久保田 和馬