『舞妓Haaaan!!!』阿部サダヲ×水田伸生監督が4度目のタッグ!『アイ・アム まきもと』9月公開

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『舞妓Haaaan!!!』阿部サダヲ×水田伸生監督が4度目のタッグ!『アイ・アム まきもと』9月公開

阿部サダヲと水田伸生監督の4度目のタッグとなる最新作『アイ・アム まきもと』が、2022年9月に公開されることが決定した。

【写真を見る】阿部サダヲ×水田伸生監督、4度目のタッグとなる最新作『アイ・アム まきもと』
【写真を見る】阿部サダヲ×水田伸生監督、4度目のタッグとなる最新作『アイ・アム まきもと』[c]2022 映画『アイ・アム まきもと』製作委員会

本作は、身寄りがなく亡くなった方を無縁墓地に弔う市役所の「おみおくり係」に務める“ちょっと迷惑な男”牧本壮(阿部サダヲ)が“まき”起こす奇跡の物語を描くヒューマンストーリー。第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞を含む4賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督・脚本の『STILL LIFE』をベースに、本作オリジナルの新たな主人公像として阿部演じるユニークでオフビートなコミカルさが魅力のキャラクター“まきもと”を造形し、新たな作品として生まれ変わる。

主演の阿部と、『あやしい彼女』(16)やドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ)など数々の話題作を手掛けてきた水田監督は、『舞妓Haaaan!!!』(07)、『なくもんか』(09)、『謝罪の王様』(13)に続く4度目のタッグ。脚本は、岸田國士戯曲賞受賞の劇作家で、昨今はNHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」など映像作品も手掛ける倉持裕が担当している。

本作について阿部は「台本を読んでとっても温かい気持ちになりました。おみおくり係の牧本壮という、なんとも愛おしいキャラクター。牧本に関わる素敵なキャストの方々とロケ地(山形)の風景。久しぶりの水田組。癒されました。ご覧になるお客様に、牧本壮の真っ直ぐ過ぎて少し迷惑かも?と思える生き様を観て、和んで頂きたいです」とコメント。水田監督も、阿部演じる牧本の魅力を「主人公『まきもと』に友人はいませんが、他者を憂うことが出来、その気持ちを行動に移せる人間なのです。経済が幸せの指標とされて以来、『利己主義』な思考や行動が目立つ情けない世の中ですが…人間の持つ『美徳』が他者を敬い、尊重する『利他主義』だとすると『まきもと』こそ『美徳』の持ち主です」とコメントを寄せ、阿部については「私が最も信頼する俳優のひとり」と話しつつ「ゴム毬のよう」と表現しながら「『手触りは柔らかく、決して人を傷つけたりしないが、強く床に投げつければ驚くほど高く飛んで行くし、いつまでも小さく弾んでいることもできる』そんな俳優なのです」と絶大なる信頼をのぞかせている。


ユニークな言動と行動でちょっと迷惑な存在でありながら、なぜか応援したくなる牧本を阿部がどのように演じているのか。今後の続報にも注目したい。

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