批評家が選ぶ、ウィル・スミス出演作ランキング!“フレッシュ”なおすすめ10選

コラム

批評家が選ぶ、ウィル・スミス出演作ランキング!“フレッシュ”なおすすめ10選

ラッパーとしてグラミー賞を受賞したのち俳優業を始め、1992年にスクリーンデビューを飾ると1995年の『バッドボーイズ』で映画初主演。そこからは基本的に年に1本のペースで主演作が公開され、カメオ出演やアニメ映画での声優も務めながら、その間隔が開きすぎることも詰まりすぎることもない。ウィル・スミスのフィルモグラフィはほかのハリウッドスターのそれと比較しても非常に整理された印象が強く、それが彼の“スター性”を裏付ける一因ではないだろうか。

ウィル・スミスの人気を決定付けた「メン・イン・ブラック」シリーズ
ウィル・スミスの人気を決定付けた「メン・イン・ブラック」シリーズ写真:EVERETT/アフロ

超大作SF映画からロマコメやヒューマンドラマ、さらには代表作と呼べるシリーズもあり、2000年代には10作つづけて主演作が北米興収1億ドルを超える大ヒットを記録。アカデミー賞にも3度ノミネートされるなど演技力の高さも実証済みであり、日本でも非常に人気が高い。

そこで本稿では、名実ともにハリウッドスターの代表格といっても過言ではないウィル・スミスの出演映画(アニメを除く)のなかから、映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で批評家の評価が高い10作品(同率を含む11作品)を一挙に紹介していきたい。


アクションからラブコメまで幅広くこなす稀代のハリウッドスター!
アクションからラブコメまで幅広くこなす稀代のハリウッドスター!写真:EVERETT/アフロ

「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。

中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されるように。映画館に掲示されたポスターに堂々と輝くトマトのマークを見たことがある方も多いだろう。

メガヒットを記録した『インデペンデンス・デイ』
メガヒットを記録した『インデペンデンス・デイ』写真:EVERETT/アフロ

それでは、ウィル・スミス出演作品の“フレッシュ”作品10傑を挙げてみよう。

92%フレッシュ『メン・イン・ブラック』(97)

90%フレッシュ『ドリームプラン』(21)

88%フレッシュ『私に近い6人の他人』(93)

80%フレッシュ『ハートブレイク・タウン』(92)

76%フレッシュ『バッドボーイズ フォー・ライフ(20)

72%フレッシュ『エネミー・オブ・アメリカ』(98)

68%フレッシュ『インデペンデンス・デイ』(96)

68%フレッシュ『ALI アリ』(01)

68%フレッシュ『最後の恋のはじめ方』(05)

68%フレッシュ『アイ・アム・レジェンド』(07)

68%フレッシュ『メイン・イン・ブラック3』(12)

関連作品