松竹ラインナップ2022-23が一挙発表!池井戸潤「シャイロックの子供たち」が映画化決定
2022年から2023年にかけて公開される、松竹株式会社のラインナップ計28作品が発表。「半沢直樹」や「下町ロケット」など近年著作の映像化が相次ぐ池井戸潤のベストセラー小説「シャイロックの子供たち」が初めて映画化されることが決定した。
累計発行部数50万部を突破するベストセラーを記録した「シャイロックの子供たち」は、後の池井戸作品のスタイルを確立した傑作群像劇。とある銀行の支店で起きた現金紛失事件と失踪事件に端を発し、行員たちのドラマや銀行組織の闇が描かれていく。池井戸の代表作を映画化し興行収入17.4億円の大ヒットを記録した『空飛ぶタイヤ』(18)の本木克英監督がメガホンをとり、同作の製作チームが再集結。2023年の公開を予定しており、キャスト情報など今後届けられる続報に期待したい。
また、このたび発表された28作品の内訳は邦画12作品、洋画4作品、アニメ7作品、ODS5作品とバラエティに富んだラインナップ。『事故物件 恐い間取り』(20)の中田秀夫監督が手掛ける最新ホラー映画や、小泉堯史監督と役所広司がタッグを組む『峠 最後のサムライ』(2022年公開)。『HiGH&LOW THE WORST』(19)の待望の続編映画に、アニメ化もされた柊あおいの名作にオリジナルストーリーを加えて実写化する『耳をすませば』(秋公開)など注目作が目白押し。
アニメでは「Free!」シリーズの最終章となる『「劇場版Free! -the Final Stroke-」後編』(4月22日公開)や辻村深月の本屋大賞受賞作を劇場アニメ化する『かがみの孤城』(冬公開)、洋画ではシルベスター・スタローンやジェイソン・ステイサムらが入り乱れる人気シリーズの最新作『Expendables4(原題)』(2023年公開)なども待機。それぞれの作品の最新情報から目が離せなくなりそうだ。