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レディー・ガガ、全米俳優組合賞授賞式でウクライナへの想いを明かす「祈り、笑顔を送ります」

セレブリティ

レディー・ガガ、全米俳優組合賞授賞式でウクライナへの想いを明かす「祈り、笑顔を送ります」

現地時間の2月27日、米カリフォルニア州サンタモニカのバーカー・ハンガーで第28回全米俳優組合賞の授賞式が開催され、米TBSなどでオンエアされた。

美しい衣装に身を包んだセレブたちが盛り上げた同授賞式だが、受賞者らのなかには、ロシア侵攻に立ち向かうウクライナの人々や犠牲となっていた多数の市民に対し、敬意を持って祈りを捧げる人物たちもいたようだ。

【写真を見る】「ウクライナのために祈ります」全米俳優組合賞授賞式に参加したレディー・ガガ、Instagramでウクライナへの想いを明かす
【写真を見る】「ウクライナのために祈ります」全米俳優組合賞授賞式に参加したレディー・ガガ、Instagramでウクライナへの想いを明かす画像はLady Gaga(@ladygaga)公式Instagramのスクリーンショット

『ハウス・オブ・グッチ』(公開中)でパトリツィア・レッジアーニを演じ、同賞の主演女優賞にノミネートされたレディー・ガガは、アルマーニ・プリヴェの白いドレスに、ティファニーのダイヤモンド・ネックレスが胸元に輝く装いで登場。レッドカーペットで行われた「E!」のインタビューでは、「ここで皆が集まってお互いに祝い合うことができるなんて素晴らしいことですね。世界ではいろいろなことが起きていて、ウクライナのことを想うと心が痛みます。今夜私たちは、この場にいられることを、感謝するべきだと思います」と語った。また、自身の公式Instagramでも、この日の衣装を着た自身の写真と共に、「私の真の願いは、2時間の間、私と授賞式に出席した俳優仲間たちが、大衆を笑顔にすることでした。この場にいられたことを誇りに思い、そしてエンターテイナーであることを光栄に思います。様々な理由で、世界は私たちを常に笑顔にしてくれるわけではありません。今夜、ウクライナのために祈り、そしてその顔にすぐに笑顔が戻るよう、笑顔を送ります」と投稿。「勇気づけられた」「ガガ、いつも寄り添ってくれてありがとう」といったコメントが寄せられている。

親日家としても知られるレディー・ガガは、2011年3月11日に東日本大震災が起きた際にも、お見舞いのメッセージと寄付をし、10年後の2021年3月11日にも、被災地に向けたメッセージ動画を公開し、自身のSNSで「愛してます、ジャパン」と日本へのメッセージを投稿していた。


マイケル・ダグラスの胸元には、ウクライナの国旗カラーのポケットチーフ
マイケル・ダグラスの胸元には、ウクライナの国旗カラーのポケットチーフ画像はMichael Douglas(@michaelkirkdouglas)公式Instagramのスクリーンショット

またマイケル・ダグラスは、胸に入れたウクライナの国旗カラーであるブルーと黄色のポケットチーフを指さして、「これはロサンゼルス・ラムズ(ロサンゼルスのNFLチームのユニフォームカラー)ではないです。こんなにも私たちが民主主義をありがたいと感じることはいままでなかったはずです。この国の人々がしてきたことを誇りに思います」とコメントした。マイケル・キートンは壇上のスピーチで、俳優仲間としてのウクライナのゼレンスキー大統領に言及したほか、ブライアン・コックスは壇上での受賞スピーチで、「ロシアのウクライナへの侵攻は極めてひどいことです。しかしロシアにもこの戦いに反対している人たちがいます。そしてこのことでロシアのアーティストたちが被る被害も忘れてはなりません。アーティストを守りましょう」と訴えた。

文/JUNKO

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