赤楚衛二&町田啓太、幸せオーラ全開!劇場版『チェリまほ』撮影現場は「素敵でキラキラした日々」
柘植&湊のカップルも合流!4人で和気あいあい
柘植将人役の浅香航大と綿矢湊役のゆうたろうは、安達と黒沢が初詣へと出掛けるシーンでクランクイン。神社の境内で2組がばったりと出くわし、4人で会話を交わすシーンが撮影された。
段取りからテスト、本番とさまざまな角度からカットを重ねていくたびに、4人の演技はどんどんと自然な雰囲気を増していく。すると町田が突然アドリブを入れ込んで3人を驚かせたり、柘植の不器用さを体現する浅香の動きに笑いが起こったりと終始リラックスムード。撮影の準備中には小雨がぱらつく瞬間もあったが、いざ本番に入るタイミングではすっかりと雨雲も消え去り、赤楚はうれしそうな表情で空を見上げていた。
クランクアップを迎えて感無量!「素敵でキラキラした日々だった」
続いて行われていたのは、雨の降りしきるなかで黒沢が安達の元へと駆けつけるというシリアスなシーン。転勤という大きな変化に対し、互いを想うがゆえのもどかしさや愛おしさが込み上げていくシーンとあって、2人には特に感情を込めた演技が要求された。
それには赤楚と町田も「5分くらいのシーンなのにもっと長く感じました」と声をそろえるほど集中して演じ切ったようで、ひときわ苦戦していた町田は監督からのアドバイスを真摯に受け止めながら撮影に臨んでいた。ドラマ版では安達を引っ張りながら導いていく立場だった黒沢だが、映画版では黒沢が自らの殻を破る成長も描かれる。黒沢にどんな変化が見られるのか、そしてそれを町田がどのように演じているのか注目だ。
そしていよいよ撮影も大詰め。赤楚よりも一日早くクランクアップを迎えた町田は、「最初は『ドラマからまさか映画になるなんて!?』と思っていたのですが、こうして映画を撮り切ることができました。いろんな思いが詰まった作品で、これから一生大事にしたい、するべき作品だと心から思っています」と万感の思いで語る。
翌日にはオフィスでのシーンをもってクランクアップを迎えた赤楚も「今回は短い撮影だったのですが、魔法にかかったように素敵でキラキラした日々だったなと感じました。この経験も思い出も僕の宝物になりました!」と涙を浮かべながら「チェリまほ」と駆け抜けた日々に思いを馳せていた。
メイキング写真には、赤楚と町田が久しぶりの「チェリまほ」撮影に臨んだ姿が収められており、オレンジ色のエプロンを身につけてはにかむ赤楚の姿や、町田と笑い合ったりじゃれあったり、ダンスを披露したりと、思いっきり堪能していた様子が伺える。幸せなオーラ全開の2人の姿を劇場のスクリーンで観れば、思わず笑みがこぼれることは間違いないだろう!
文/久保田 和馬