ウェス・アンダーソン監督作『フレンチ・ディスパッチ』ブルーレイ+DVDリリース決定!初回限定仕様はステッカー付き
ウェス・アンダーソン監督、記念すべき第10作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(公開中)のブルーレイ+DVDセットの発売が4月27日(水)に決定した。
物語の舞台は20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。米国新聞社の支社が発行、名物編集長が集めた一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気の雑誌名が、映画のタイトルになっている。ある日、編集長が仕事中に心臓麻痺で急死し、彼の遺言によって「フレンチ・ディスパッチ」の廃刊が決定。本作は、編集長の追悼号にして最終号の全貌を1つのレポートと3つのストーリーで描く、アンダーソン監督ならではのエスプリとユーモアに富んだオムニバス映画だ。
実在する雑誌「ニューヨーカー」と、実在する著名な記者に触発されて作られたというストーリーはもちろん、全編を通しての監督の映画とフランスと活字カルチャーへのこだわりと大きな愛、そしてファンを惹きつけて止まない、カラフルで特徴的な独特の世界観も絶賛され、第74回カンヌ国際映画祭では上映後に約9分もの熱いスタンディング・オベーションで讃えられた本作には、ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、フランシス・マクドーマンドらアンダーソン監督作品常連のキャストに加え、初参加となるのはベニチオ・デル・トロやティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトら。さらに「007」シリーズのボンドガール、レア・セドゥやシアーシャ・ローナン、エドワード・ノートンやエイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォーまで出演している、個性的すぎる愛しいキャラクターたちも大きな見どころだ。
ブルーレイ+DVDのほかに、3月16日(水)からは購入で、3月30日(水)からはレンタルでデジタル配信もスタート。アンダーソン監督と豪華キャストが贈る、美しいフランス絵画のような名作を、ブルーレイやデジタル配信で何度も堪能しよう。
文/タナカシノブ