北村匠海が青年時代から父親までを熱演!『とんび』場面写真&特別動画が到着
阿部寛と北村匠海が親子役で共演する『とんび』(4月8日公開)。『護られなかった者たちへ』(21)の瀬々敬久監督と『あゝ、荒野』(17)の脚本家、港岳彦がタッグを組んで描く同作より、場面写真と特別動画が到着した。
重松清のベストセラー小説を原作に、家族の不滅の絆を描く本作。破天荒ながら愛すべき父のヤスを阿部、父の愛情を一身に受け育ってゆく息子のアキラを北村が演じるほか、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子ら豪華キャストが出演する。
昭和37年、備後市。幼い頃に母を亡くし、不器用だが一生懸命のヤスと、血はつながらなくとも“家族”のように大きな愛情を注いでくれる町の人々に育てられたアキラ。解禁された場面写真では、高校3年生になったアキラが東京の大学に見事合格。上京して街になじみ、ついには父となる姿が切り取られている。
北村は「“家族”という存在は、時代が変わっても変わらないものです。その形は色々あるけど、この映画で描かれている親子の話は、きっといつまでも誰かに届くとおもいます」と本作のテーマである“家族”についてコメント。さらに「この時代だからこそ、人と人とのつながりを伝えられる映画となっています。映画館で見て、温かい前向きな気持ちになっていただきたいし、この映画が家族に連絡をするきっかけになってくれたら嬉しいです」と熱い想いを語った。
またあわせて到着した特別動画は、北村のナレーションでつづられる「息子:アキラ編」、「父:ヤス編」、「アキラの家族編」の3本。アキラの目線で“大切な家族たち”を紹介する心温まるキャラクター紹介映像となっている。
青年時代から父親になるまでのアキラに扮した北村。阿部が体現した究極の父親像とともにその熱演を堪能してほしい。
文/足立美由紀