神木隆之介、『ホリック xxxHOLiC』でのプレッシャーを告白!松村北斗や吉岡里帆も難役に苦戦

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神木隆之介、『ホリック xxxHOLiC』でのプレッシャーを告白!松村北斗や吉岡里帆も難役に苦戦

創作集団CLAMPの同名コミックを、神木隆之介・柴咲コウのW主演で実写映画化した『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の完成披露試写会が3月22日に丸の内ピカデリー2で開催され、神木、柴咲、松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆、蜷川監督が舞台挨拶に登壇。神木が演じた四月一日君尋役について「正直、めちゃくちゃプレッシャーでした」と告白すると、柴咲は意外だったようで「絶対に主役は神木くんしかいないと思ってました」とおどろいた。

四月一日君尋役の神木隆之介
四月一日君尋役の神木隆之介

『ホリック xxxHOLiC』は、対価さえ払えばどんな願いも叶えてくれるというミセの主人・壱原侑子(柴咲コウ)のところに、様々な悩みを抱えた客がやってくるというファンタジー。『Diner ダイナー』(19)の蜷川実花監督が豪華キャストを迎え、ヴィヴィッドな映像美で世界観を表現した。

四月一日君尋役の神木は「原作漫画を読ませていただいて、めちゃくちゃ大好きになったけど、読んでるうちに、これを自分が演じるんだよなと、毎回我に返ってプレッシャーになって。こんなに美しくてはかない四月一日役を3次元にしたとき、自分はどう存在すればいいんだろうかと不安でした。でも、実花さんについていけば大丈夫なんだろうなと頑張りました」と心の内を明かした。

壱原侑子役の柴咲コウ
壱原侑子役の柴咲コウ

壱原侑子役の柴咲は「私は原作を知っていて、オファーがきて、侑子役さんってことで、ええ!ってなって、またそこから集中して読んだけど、その時、絶対に主役は神木くんしかいないと思って、やったー!と思いました。そんなプレッシャーを感じてるなんてウソ!と思って。神木さんからはかなさを感じるので、うれしかったです」と話すと、神木は恐縮していた。

四月一日君尋役の松村は「現場で一番困ったのは、声を低くすること。最終的にはウッドベースくらい低い声にしました。なかなかそんな低い声で普段はしゃべらないから大変でした」と苦労を明かした。

九軒ひまわり役の玉城は「ひまわりはすごくかわいく素直で明るい子でいてほしいと言われていたけど、台本の台詞に(超かわいく)となってて。だから『(超かわいく)ってどういうことですか』と監督に聞きました(笑)。自分なりに超かわいくと、頑張りました」とコメント。


全員でフォトセッション
全員でフォトセッション

また女郎蜘蛛役の吉岡は「自分史上、もっとも肌を見せるキャラかつ人外なので、いろいろどうしようと思いました」と激白。「でも、今回背中を押してくださった方がいて。ぜひクレジットを目を凝らして見てほしいのですが、“セクシー所作指導”という先生がいらっしゃいます。その方が妖艶な蜘蛛の動きを見てくださった」と感謝した。

本作を10年越しで映画化したという蜷川監督は、キャスト陣のコメントを受け「みんな難しい役だから大変だったろうなと」と全キャスト陣に感謝し「すごく原作のファンで、映像化する難しさを感じて七転八倒してましたが、柴咲さんと神木くんが決まった瞬間、絶対にいけると確信しました。また、クランクインした時も、『絶対にいい映画にするぞ』と思えたし、10年かかったことが、必然だったんだなと思うくらい、満足のいく出来になったと思います」と手応えを明かした。

取材・文/山崎伸子

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