映画『おそ松さん』が好調スタート!アカデミー賞受賞の『ドライブ・マイ・カー』も躍進
3月最後となった26・27日の週末映画動員ランキング。新作や偉業に挑んだ日本映画の動向をチェックする!
『SING/シング:ネクストステージ』が2週連続の首位に!
今週のランキングで1位に輝いたのは『SING/シング:ネクストステージ』。土日2日間で動員23万8000人、興収3億1400万円をあげ2週連続の首位を獲得した。累計では動員108万人、興収13億8300万円を突破している。
このほか既存作品では、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が動員14万5000人、興収1億7900万円をあげて3位にランクインし、累計では動員136万人、興収16億円に。4位には『余命10年』が入り、累計で動員155万人、興収はまもなく20億円に届きそう。6位の『劇場版 呪術廻戦 0』は動員938万人、興収131億6000万円とし、歴代興収ランキングでは19位になった。
アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』がトップ10にカムバック!
日本時間3月28日に授賞式が行われた第94回アカデミー賞において、日本映画史上初となる作品賞のほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされ、見事国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』。公開から32週目となる本作だが、再び10位にランクインしており、この結果を受けて今後の伸びにも期待ができそうだ。
SNSでトレンド入りの映画『おそ松さん』が初登場2位
新作では、赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメ「おそ松さん」をSnow Man主演で実写化した映画『おそ松さん』が初登場2位に。土日2日間で動員22万1000人、興収3億1000万円をあげ、初日から3日間の累計では、動員45万9000人、興収6億4300万円を記録するヒットスタートを切った。SNSでは公開初日に、“#映画おそ松さん”がトレンド入りをするなど大きな盛り上がりを見せている。
新作ではほかに、ギレルモ・デル・トロが監督を務めた『ナイトメア・アリー』が7位に入った。ショー・ビジネス界を舞台に、ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレットら豪華キャストで描くサスペンス・スリラーだ。
今週末には、スパイダーマンの宿敵で天才的な頭脳を持つドクター、モービウスを主人公に描くアクション『モービウス』、レオス・カラックス監督によるダークファンタジー・ロックオペラ『アネット』、岸井ゆきの&浜辺美波共演による喪失と再生の物語『やがて海へと届く』といった作品が公開されている。
文/サンクレイオ翼
1位 SING/シング:ネクストステージ
2位 映画 おそ松さん
3位 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021
4位 余命10年
5位 THE BATMAN-ザ・バットマン-
6位 劇場版 呪術廻戦 0
7位 ナイトメア・アリー
8位 KAPPEI カッペイ
9位 映画おしりたんてい シリアーティ
10位 ドライブ・マイ・カー
※興行通信社調べ