『ファンタビ』最新作は“IMAX推し”!『ハリポタ』とのリンクや迫力の魔法バトルに、大スクリーンで没入
昨年で公開20周年を迎えた『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)から始まった、J.K.ローリング原作の「魔法ワールド」シリーズ。その最新作となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』がついに公開!迫力満点の、魔法に満ちた世界を体験するならば、思う存分没入したいところ。そこで本稿ではこれまでのシリーズをおさらいしながら、没入感と臨場感を余すところなく味わえるIMAXで観るべき注目ポイントを紹介していきたい。
「ファンタビ」最新作公開!これまでのシリーズを振り返る
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、これまで『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(18)の2作が公開され、いずれも世界中で大ヒットを記録してきた。「ハリー・ポッター」の原作者であるローリングが自ら脚本と製作を務め、メガホンをとるのは『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(06)以降すべての「魔法ワールド」作品を手掛けてきたデイビッド・イェーツ監督。「ハリポタ」ファンはもちろんのこと、この「ファンタビ」から触れた人をも魅了する緻密な世界観と愛すべき登場人物など、その魅力を挙げていけば枚挙にいとまがない。
エディ・レッドメインが演じる主人公のニュート・スキャマンダーは、シャイで少しおっちょこちょいな魔法動物学者。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では世界中を旅していたニュートが、ある時訪れたニューヨークで誤って大事な魔法のトランクを人間のものと取り違えてしまうことから始まる大騒動が描かれた。マグル(非魔法族/人間)のジェイコブや、アメリカ合衆国魔法議会で働く魔法使いのティナとの出会い。そして街へと逃げだしてしまった魔法動物たちを探すなか、ニュートたちは魔法界と人間界を揺るがす大事件に直面することに。
続く『黒い魔法使いの誕生』では、ニュートと魔法動物の活躍によって捕らえられたものの脱獄を果たした史上最悪の“黒い魔法使い”グリンデルバルドを追いかけるニュートたちの活躍が描かれる。ホグワーツ魔法魔術学校時代の恩師であるダンブルドア先生に再会し、ロンドンからパリへと向かったニュートとジェイコブら仲間たち。しかしパリではすでに、魔法使いが支配する世界を作ることを企むグリンデルバルドが、言葉巧みに賛同者を増やし勢力を広げていた。グリンデルバルドの計画を阻止しようと奔走する一方、ティナの妹でジェイコブの恋人であるクイニーはグリンデルバルドを信奉するようになってしまう。
そして本作では、人間界と魔法界を支配しようと目論むグリンデルバルドとの直接対決が描かれる。ダンブルドア先生を中心に、ジェイコブや兄テセウスらと寄せ集めのデコボコチームを結成するニュートは、魔法界と人間界の両方を救うべく危険なミッションに身を投じていく。そして明らかになる、5つの魔法のトランクに隠されたダンブルドアの”秘密の作戦“とは。