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ジョニー・デップとアンバー・ハードのカウンセラー、2人の関係は“相互虐待”と証言

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ジョニー・デップとアンバー・ハードのカウンセラー、2人の関係は“相互虐待”と証言

ジョニー・デップが、元妻アンバー・ハードに対し名誉毀損で訴えている裁判で、関係者が様々な証言を繰り広げており、2人の短い結婚生活の様子が赤裸々になっている。

多くの証言者によって、2人の結婚生活が明らかに
多くの証言者によって、2人の結婚生活が明らかに[c]Everett Collection/AFLO

そのなかで、臨床心理学者でマリッジカウンセラーのローレル・アンダーソンも、ビデオによる宣誓証言を行っている。アンダーソンは、2015年に初めてハードから相談を受けて以降、2016年の離婚までに、2人もしくは個別で、1時間から3時間半にわたるカウンセリングを21セッションも行ってきたという。ただし2人が実際に暴力をふるったところは見ておらず、あくまでも2人からの話による情報としたうえで、2人が、お互いに暴力をエスカレートさせる「相互虐待」の関係にあったのではないかと証言している。

「アンバーは幼少時代に父親から、ジョニーは幼少時代に母親からDV(家庭内暴力)を受けてきましたが、ジョニーは、過去20、30年にわたって自分をコントロールしており、パートナーの女性に暴力をふるうことはありませんでした。しかしアンバーの言動が引き金となり、お互いに暴力をふるうような関係になったのだと思います」と述べ、「アンバーは、プライドが傷つけられ見下されたと感じた時に、暴力に及ぶようです。セッション時に、ジョニーが、愛情が冷めたからアンバーを“尻軽女”と呼び、“自分のおかげで有名になった”と言われたとの説明も受けました。セッション中にも喧嘩をしていましたが、アンバーが弾丸のようにしゃべり、ジョニーに話す余地を与えなかったので、まるでコミュニケーションがとれていませんでした」と2人で行ったセッション中の生々しい様子も明らかにした。

相手を引き留めるために暴力をふるう傾向にあったというアンバー・ハード
相手を引き留めるために暴力をふるう傾向にあったというアンバー・ハード[c]SPLASH/AFLO

さらに、アンバー1人のセッションについては、「『ジョニーに素手で暴力をふるわれた』という報告を受けたことがあり、実際に彼女の顔にあざができていたことも確認していますが、彼女もやり返したと話しています。アンバーは、口論を避けるためにジョニーがその場から去ろうとすると、暴力でそれを引き留めようとしたのです。見捨てられたり去られてしまうことが彼女にとって悪夢であり、それよりも暴力を選んだのではないかと思います」。

そして離婚に至った経緯について、「アンバーはジョニーを愛していましたが、2人の関係が健全でないことはわかっており、離婚について相談されました」と明かしている。


【写真を見る】顔やお腹周りがかなりふくよかに…?アンバー・ハードとの裁判に出廷するジョニー・デップ
【写真を見る】顔やお腹周りがかなりふくよかに…?アンバー・ハードとの裁判に出廷するジョニー・デップ[c]SPLASH/AFLO

一方、ジョニー1人のセッションについて、「ジョニーは、2人の関係を嘆きながらも、アンバーを愛していると言っていました。しかし、アンバーの30歳の誕生日にものすごい暴力沙汰になったことを認めています。しかしながら、アンバーが最初に暴力をふるい、ジョニーからの場合はそれに対抗してふるってしまうことで、関係を築いていたように思われます。ジョニーは、どちらかと言えば彼女を鎮めようとしていたと思いますが、相互虐待であることに変わりはありません」と語っている。

また2012年から15年までハードのアシスタントを務めていたケイト・ジェームズは、デップを「穏やかな人」と擁護すると共に、「代理人との交渉からクリーニングの受け取りまでやりましたが、時給が25ドル(約3100円)だったため、昇給を願い出たところ顔にツバを吐きかけられました」「しばしばお酒やドラッグで酩酊し、深夜に支離滅裂なテキストメッセージを送ってきました」とビデオで証言しており、これらの証言によって裁判の行方がどうなるのか、注目されている。

文/JUNKO

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