「観た記憶をすぐ消したい…」予告編を映画館でゲリラ上映、謎のホラー映画の正体とは?
今年3月に全国わずか10劇場のみでゲリラ上映され、その怖すぎる内容から偶然遭遇した人々を震えあがらせた謎のホラー映画『HORA DEATH ホラデス』の予告編。悪夢のようなインパクトを放つこの予告編をMOVIE WALKER PRESS編集部が入手し、このたびウェブ初公開。その驚きの正体までもが明らかになった。
予告編が始まると、画面に映しだされるのは注射器、迷路、動物の面をかぶった人物、這いつくばって逃げる女性の姿など、想像力を刺激するイメージばかり。「世界24か国で公開禁止」というテロップや、「観た記憶をすぐ消したい」と語る「ニューヨーク トゥデイ」のジョン・キャンディマン記者のコメントが否が応でも恐怖心を煽る。「第51回イタリア マリグナント映画祭」に正式出品されたというが、はて、そんな名前の映画祭があっただろうか…。
実はこの予告編は、NBCユニバーサルとワーナー・ブラザースが仕掛け人となった“フェイク予告編”(=存在しない映画の予告編)。昨年日本公開され、ホラー映画ファンの心を掴んだ4つのホラー映画『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(21)、『マリグナント 狂暴な悪夢』(21)、『キャンディマン』(21)、『ハロウィンKILLS』(21)のBlu-ray&DVDのリリースを記念し、メーカーの垣根を越えて展開する「令和のホラー4恐キャンペーン」を告知するものだったのだ。
この「令和のホラー4恐キャンペーン」の参加方法は2通り。キャンペーンページにアクセスして対象作品4タイトルのいずれかの感想を投稿(どれも観ていない人は期待や熱の入ったコメントでもOK)すると、4タイトルそれぞれの、関連作品をまとめたBlu-rayセットが抽選で当たるチャンスに応募できる。
また全国のレンタルビデオショップで対象作品のいずれか1本をレンタルし、そのレシートをスマホで撮影、専用のページから応募すると、なんと世界に一つしかないブギーマンとキャンディマン、アナベル人形の“ほぼ等身大”アクリル板スタンディセットが抽選で1名にプレゼントされるそうだ。
感想投稿による応募は5月1日(日)23時59分まで、レシート画像での応募は5月8日(日)まで。ホラー映画にぴったりの季節はまだまだ先だが、対象の4作品はいつ観ても身の毛もよだつ恐怖を味わえること間違いなし。ホラーファンは是非ともキャンペーンに参加し、垂涎の激レアグッズを手に入れてほしい。
文/久保田 和馬