女優デビュー10年、本田翼が明かす“ラジハ”への想い。のびやかに”好き”を極めた「20代、満足です！」

「女優やモデルというジャンルにとらわれず、いろいろなことに挑戦できた20代」

今年の6月に、本田は30歳の誕生日を迎える。30代に突入する率直な感想を聞いてみると、「え!?もう30歳？という感じ」と微笑み、「30歳までにこれを成し遂げなきゃ、結婚しなきゃと焦っているわけでもないし、数字の“2”が“3”になるだけかな(笑)。ただ基礎代謝が落ちるなど身体の変化は実感しているので、ケアだけはしっかりしていきたいと思っています」とまずは健康第一。「自分らしく、マイペースに生きることを大切にしていきたい」といつでも自然体だ。

本田が思う、「自分らしさ」について聞くと、「漫画やゲームが好きなのはこれからも変わらない部分です。いろいろなモノ、事柄に興味があるので、流行りも話題もチェックします」と楽しそうに笑う彼女だが、20代はその言葉どおり、YouTubeチャンネル「ほんだのばいく」を開設して登録者数218万人(4月21日現在)を越える人気チャンネルに成長させるなど、好きなものを極めながら八面六臂の活躍をしてきた。

「YouTubeを始める時も、Instagramを始める時も、事務所の方としっかり話し合いをしてきました。10代や20代のはじめなど、新人だったころは、『こういうことがやりたい』とあまり自分の意見を大きな声で主張することはできなかったですね。でも『ぜひやってみたい』ということをだんだん口にできるようになって、自分らしさを大切にしたいという想いを、周囲の方々もたくさん理解してくれました。女優やモデルというジャンルにとらわれず、いろいろなことに挑戦できた20代だなと思います。20代、満足です！」と大きな笑顔を見せていた。

取材・文/成田おり枝