今度の横浜流星はダークサイド堕ち!?藤井道人監督5度目のタッグ作『ヴィレッジ』で新境地に挑む

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今度の横浜流星はダークサイド堕ち!?藤井道人監督5度目のタッグ作『ヴィレッジ』で新境地に挑む

『余命10年』(公開中)の藤井道人監督がオリジナル脚本でのぞむ『ヴィレッジ』の制作が決定。2023年に公開予定となっている同作の主演を横浜流星が務めることがわかった。

本作は、日本人の原風景である“村”という閉ざされた世界を舞台に、現代社会の闇を投影したサスペンス・エンターテインメント。横浜は過去のある事件によって周囲に蔑まれながらも、“血縁”によって村に留まることを余儀なくされるゴミ処理施設の作業員の片山優に扮する。

神秘的な「薪能」の儀式が行われる一方、近くの山には巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ夜霧が幻想的な霞門村。母親が抱えた借金の支払いに追われる優は、処分場の同僚に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに状況が一変する。

横浜は「藤井監督が何度も何度も書き直しされていた、愛のある最高な脚本です。日々のつらい状況から逃げたくても逃げられない。我慢しか出来ない青年を生き、身も心も削られましたが、彼の変化を楽しみにしていただきたいです」とコメント。

対する藤井監督は、「事なかれ主義、同調圧力、慣例や秩序。とても難しい題材でしたが、いま、僕らの周りに起きていること、感じたことを気負わずに書きました。横浜流星という俳優の進化と、素晴らしいキャスト、スタッフの技が詰まった観たことのない映画になっていると思います」と語り、エグゼクティブプロデューサーであるスターサンズの河村光庸は「皆さんは恐らくこの映画が完成した時に驚愕することでしょう。監督率いるキャスト、スタッフのスクリーンからあふれ出る熱量、そして、未だかつて観たことのない映像に…」と自信をのぞかせている。

横浜が藤井監督とタッグを組むのは、amazarashiの「未来になれなかったあの夜に」MV、映画『青の帰り道』(18)、『DIVOC-12/名もなき一篇・アンナ』(21)、ドラマ「新聞記者」に続き本作で5度目となる。“ダークサイドに堕ちた青年”という新境地となる役柄で、藤井監督とどんな化学反応をみせるのか。期待感が高まる!


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