「モンスター・ヴァース」AppleTV+実写シリーズに、「ワンダヴィジョン」の監督が参加決定!
2022年1月に製作が報じられた、レジェンダリー・ピクチャーズとApple TV+提携による「モンスター・ヴァース」の実写ドラマシリーズ。その監督・製作総指揮として、「ワンダヴィジョン」でエミー賞にノミネートされたマット・シャックマンが参加することが正式に発表された。
『GODZILLA ゴジラ』(14)を皮切りに、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)と『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)、そして『ゴジラvsコング』(21)とこれまで4作が展開してきた「モンスター・ヴァース」。現時点ではタイトル未定の本作の舞台は、ゴジラとタイタンたちの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃的な新しい現実を突きつけられた後の世界。ある家族が闇に葬られた秘密と遺産を明らかにしていくなかで、“モナーク”と呼ばれる秘密結社にたどり着く様子が描かれていく。
このたび参加が発表されたシャックマンは、「グッド・ワイフ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」、「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜」など数々の人気ドラマシリーズに携わり、マーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」では全9話で監督を担当。現在製作が進められている「スター・トレック」シリーズの新作映画の監督にも抜擢された注目のクリエイター。最初の2つのエピソードを監督し、シリーズ全体で製作総指揮を務めるとのこと。
レジェンダリー・テレビジョンが製作を務め、共同企画者兼ショーランナーを務める「スタートレック:エンタープライズ」のクリス・ブラック、共同企画者である「ホークアイ」のマット・フラクションが製作総指揮を担うほか、セーフハウス・ピクチャーズと東宝も製作総指揮を担当。現在アニメシリーズ「Skull Island」の製作も進められるなど拡大を続ける「モンスター・ヴァース」。さらなる続報に期待したい!
文/久保田 和馬