ブルース・ウィリス妻、家族を支えることで「メンタルヘルスに打撃」と明かす
失語症を患っていることから、67歳という若さで3月に俳優業の引退を明らかにしたブルース・ウィリス。世間に衝撃が走ったが、家族の衝撃はもちろん計り知れない。その影響について妻のエマ・ヘミング(43)が、家族を支えることで自身の精神状態に大きな打撃を与えていると、つらい心中を語った。
エマとブルースの元妻デミ・ムーアと3人の娘であるルーマー、スカウト、タルーラ、エマとブルースの娘マーベル(10)とイブリン(8)の7人の連名で、ブルースの失語症を明らかにしたのは3月30日のこと。デミも同様の写真とキャプションでファンに感謝の意を示すなど、エマや家族をサポートしていた。またエマは、Instagram Storiesに失語症を明らかにした数週間後にブルースと2人の娘を撮影した動画を投稿。それ以外にも動画や笑顔の写真を投稿しているが、精神的には葛藤もある様子。
この程自身のスキンケアブランド「CocoBaba」を立ち上げたエマは、「The Bump」のインタビューの中で、「以前誰かが、誰かの世話をしすぎると、自分のことをケアする暇がなくなると言っていましたが、まさに共感しています。自分より家族を第一にしているため、自身のケアをするのが難しくなり、精神と健康面に大きな支障をきたしてしまいます」と自分のケアに時間を割くことが難しい現状も吐露。エマはバランスを整え、自分が快適に感じられる状況を作りだすことの難しさと大切さを訴えている。
ブルースは離婚後もデミや娘たちといい関係を続けており、コロナ禍ではデミ一家とブルースが寝食を共にするなど不思議な関係を続けてきた。今回もデミや娘たちのブルースへのサポートは万全のようで、先日デミがカンヌ国際映画祭の始まりを告げるとともに、1997年のカンヌで蝶ネクタイ姿のブルースとドレス姿のデミが、夫婦としてレッドカーペットを歩いた写真を18日にInstagramに投稿。エマは「愛を感じる」とコメントを寄せていた。
文/JUNKO