ルッソ兄弟の新作や『トップガン マーヴェリック』監督の最新作も!Netflix「Geeked Week」Day2まとめ
オンラインストリーミングサービスNetflixが、アメリカ時間6月6日~10日(日本時間:7日~11日)にわたって開催したオンラインイベント「Geeked Week(ギークドウィーク)」のDay2において、今後配信されるNetflixオリジナル映画の最新情報や本編映像などが続々解禁された。
まずは「アベンジャーズ」シリーズのアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ監督がメガホンをとり、ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが共演する『グレイマン』(7月22日独占配信開始)。ゴズリング演じるCIA随一の優秀な雇われ工作員のコートは、所属する組織の“超重要機密”を知ってしまったことから、元同僚のロイドから命を狙われれることに。
解禁された本編映像には、コートとロイドが繰り広げる近接線や心理戦、さらには大爆発と怒涛のアクションシーンが続々。「ルッソ兄弟はアクションを隅々まで理解している」と太鼓判を捺すゴズリングに、「ルッソ兄弟とまた一緒に仕事ができるのはご褒美。真のアクション映画でおもしろい登場人物もたくさん。本当に興奮する」と賛辞を送るエヴァンス。どんな作品に仕上がっているのか期待は高まるばかり。
続いては『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)や「ワイルド・スピード」シリーズのシャーリーズ・セロンが主演を務める異色ファンタジー『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』(2022年秋独占配信)。“おとぎ話の世界”の善悪のバランスを保つため、ヒーロー・ヒロインと悪役をそれぞれ養成する不可思議な魔法学校を舞台に、悪役学科に入ることになったプリンセス志望のソフィーと、ヒーロー・ヒロイン学科へ進むことになるひねくれ者のアガサ、正反対な2人の少女を描く。
今回本作から解禁されたのは、初出しとなるティザー映像。前半にはセロン演じる悪役学科の教師が美しくダークな雰囲気を漂わせながら本作の世界観にいざない、後半では巨大な怪鳥に連れられたソフィーとアガサの姿が。『ゴーストバスターズ』(16)などで知られるポール・フェイグ監督が仕掛ける、笑いありスリルありの壮大なファンタジーに注目したい。
そして現在世界中でメガヒットを記録している『トップガン マーヴェリック』(公開中)のジョセフ・コシンスキー監督と、『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)が控えるクリス・ヘムズワースがタッグを組んだ『スパイダーヘッド』(6月17日独占配信)からも本編映像が解禁。
感情を操作する薬を投与する人体実験が密やかに行われている、近未来の刑務所“スパイダーヘッド刑務所”を舞台にした本作。その薬には笑いが止まらなかったり抑えきれない欲望や恐怖を感じるなどの副作用があり、最悪の場合は死に至るという。解禁された本編映像では、そんな恐ろしい実験の一端が描かれていく。若い男女の実験体の変化を眺めるヘムズワース演じるスティーヴ。彼の目的とは一体…。謎めいた物語の真相をその目で確かめてほしい。
ほかにも『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)でエレクトロ役を再演したジェイミー・フォックスが主演を務め、「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキがプロデューサーとして参加したアクション映画『デイ・シフト』(8月12日独占配信)や、撮影がスタートしたばかりのザック・スナイダー監督の最新作となるSFファンタジー『Rebel Moon』(近日配信予定)からは期待を高めるコメントが届けられた。
さらに赤楚衛二主演のゾンビ映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(2023年配信)の製作が発表されるなど、Netflixが送りだす新たな話題作の情報が一挙に飛びだし、ファンの期待をますます高めていた。
文/久保田 和馬