北川景子、ジャングルポケット斉藤のオリジナルダンスに大爆笑!七夕の願いは「家族とクワガタの幸せ」
映画『それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバル』(公開中)の公開記念舞台挨拶が25日、新宿バルト9にて開催され、アンパンマン役の戸田恵子、ばいきんまん役の中尾隆聖、本作のゲスト声優で変身が苦手なオバケの男の子、ドロリンを演じた北川景子、オバケタウンの町長と側近役を務めたお笑いトリオのジャングルポケットの斉藤慎二、おたけ、太田博久が、アンパンマン、ばいきんまんと共に登壇した。
戸田は「北川さん、ジャンポケの活躍に期待して!」と上映を待つ子どもたちに呼びかけ、「名前を聞かなかったら、誰がやっているのか分からないくらい、上手に演じていただきました」とゲスト声優陣の演技を絶賛し、「アンパンマンとドロリンが肩を寄せ合い、いろいろな話を語り合うシーンは心に残るポイントです」と笑顔でおすすめした。「今回のばいきんまんは強い!でもやられちゃう…」と残念そうな表情を浮かべた中尾は、「いつもと違うばいきんまんが観られるかな?」と期待を煽るコメントで「おたのしみに!」と呼びかけた。
本作の舞台<バケールカーニバル>は最高に楽しい時間が過ごせる場所。「最高に楽しいと思える時間は?」という質問に戸田は「ニューヨークやロンドンで舞台を観るとき」とにっこり。「自分も踊れるんじゃないか、歌えるんじゃないかという気持ちになり、ブロードウェイを闊歩する時間が、最高に幸せです」と語り、海外の舞台を観るために、日々の仕事をがんばっていることも明かしていた。「『アンパンマン』のアフレコ」と回答した中尾が「毎週スタジオでばいきんまんに会える瞬間が一番幸せ!」と微笑むと、隣にいたばいきんまんがうれしそうに飛び跳ねると、会場は大きな拍手に包まれた。
小さい頃から生き物が大好きだという北川は「動物園や水族館で過ごす時間」と答え、「いまは、子どもと一緒に楽しい時間を共有できるのが幸せ」と満面の笑みを浮かべ、お気に入りはカクレクマノミとクラゲと明かした。斉藤が「子どもは嘘がなく、反応が全て新鮮。泣いたり、笑ったりする姿を見るだけで幸せ」とキリッとした表情で語った直後に「芸人なのにボケなくてすみません」と付け加え、笑いを誘う場面もあった。
おたけは「劇場でお客さんの笑顔を見るときが幸せ」としながらも「ま、ウケることは少ないのですが」と自虐コメントで笑わせる。「きれいごというなというツッコミが怖いけれど」と前置きした太田が「低温調理器で鶏の胸肉がすごくやわらかく仕上がったとき」と決め顔で語ると、斉藤からすかさず「きれいごとでもなんでもないですけれども」とツッコミが入り、戸田、北川がそろって大爆笑していた。
イベントでは、もうすぐやってくる七夕にちなみ願い事を発表する場面も。「アンパンマン映画をたくさんの人に観てもらえますように」と主人公らしい願いを書いた戸田だが「2番目は“お金が貯まりますように”です」と語り、共演者は大爆笑。「毎日笑顔で過ごせますように」と書いた中尾も、戸田から「2番目の願いは?」と訊かれ「もちろん“お金が貯まりますように”です」とニヤリ。アンパンマン&ばいきんまん声優コンビの、流れるようなやりとりに北川もジャンポケも笑いが止まらない様子だった。
「家族とクワガタが健康に暮らせますように」と書いた北川は「我が家にニジイロクワガタが4匹やってきました。交配させるのが楽しみです」と、うれしそうに語った。「アンパンマン映画に毎回出演したい」と語った斉藤は「今回のアフレコで、スタッフさんと良い関係性ができたので、このまま終わるのはもったいない。これからもこの絆を大切にしていきたいです」と意気込み、太田は本作の実写化を希望。
愛犬が懐いてくれないというおたけが「愛犬が近くにきますように」と話すと、隣にいたあんぱんまんが優しく肩に手を添える場面もあった。また、アンパンマンとばいきんまんが「サンサンたいそう」をするスペシャルな演出も。北川は会場の子どもたちの様子をうれしそうに見つめ、斉藤がアンパンマン、ばいきんまんに負けじと、オリジナルダンスを披露すると、会場は大爆笑。終始笑顔あふれるイベントとなった。
取材・文/タナカシノブ