『Dr.コトー診療所』16年ぶりに映画として復活!五島健助役の吉岡秀隆、中江功監督から感動のコメントも到着
医療ヒューマンドラマの金字塔「Dr.コトー診療所」16年ぶりの続編製作が決定。映画『Dr.コトー診療所』として12月16日(金)より公開される予定となっており、Dr.コトーこと五島健助役の吉岡秀隆、監督の中江功よりコメントが到着。あわせてスーパーティザービジュアルも解禁となった。
「Dr.コトー診療所」は山田貴敏の漫画をもとに、2003年に放送された連続ドラマ。東京から離島に赴任してきた外科医と島の人々との関わりあいを通して命の尊さを描き、平均視聴率19%、最高視聴率22.3%を記録した大ヒットドラマ。シーズン2でも平均視聴率22.4%、最高視聴率25.9%という高視聴率を叩きだし、国民的ドラマとして語り継がれていた。前作放送から16年の時を経て映画化される本作でも、青い空と美しい海、雄大な自然に囲まれた志木那島を舞台に、16年経ても変わらないDr.コトーと島の人々の物語が展開する。
今回、「男はつらいよ」シリーズ、ドラマ「北の国から」シリーズ、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)などでも知られる吉岡が連続ドラマから引き続き主演を務め、自身の代表役ともいえるコトー先生を再演することが決定。コメントでは「与那国島でのロケは久々でしたが、自転車で少し走ってみたらお母さんと小さいお子さんが『コトー先生!』と呼びかけてくれて。もう16年も経ってるのにこんなに幼い子がそう言ってくれるのがすごく嬉しかったです」と喜びをコメントしている。
また、ドラマシリーズのほか、スペシャルドラマ「教場」なども手がけた中江が本作でもメガホンをとる。連続ドラマの終了後も「志木那島のいま」について吉岡と会話を重ねてきた中江監督は「続編について会うたびに話していたんですが、コロナ禍に入って、人の生死について考えることがあり、そのなかで『もう一度このメンバーで「Dr.コトー」を作りたい』という話になりました」と本作を製作することとなった経緯を語った。また、脚本の吉田紀子はじめ、撮影、照明、美術、音楽など制作スタッフが本作のために再集結した。
あわせて解禁となったスーパーティザービジュアルでは、いまもなお志木那島にある診療所の前に佇むコトーが、儚げな表情浮かべる姿が切り取られている。ドラマシリーズへのリスペクトを感じさせる仕上がりになっており、その姿からは16年の空白の期間も物語が島で紡がれてきたかのような、あたたかさと哀愁が伝わってくる。
あれから16年、コトーはどのように島で生きているのか?「Dr.コトー」チームが再集結し描く、新たな物語に期待が高まる。