「アベンジャーズ」新作映画『Avengers: The Kang Dynasty』の監督が決定!

映画ニュース

「アベンジャーズ」新作映画『Avengers: The Kang Dynasty』の監督が決定!

先日行われた世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン 2022」において、2025年5月3日に北米公開されることが発表された「アベンジャーズ」の最新作『Avengers: The Kang Dynasty』の監督に、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)を手掛けたデスティン・ダニエル・クレットン監督が就任したことを「The Hollywood Reporter」が独占で報じた。

2021年に全世界で4億3000万ドルを超える興収を記録した『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
2021年に全世界で4億3000万ドルを超える興収を記録した『シャン・チー/テン・リングスの伝説』[c]Everett Collection/AFLO

「サンディエゴ・コミコン2022」で一挙に発表されたのは、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(11月11日公開)で<フェーズ4>が幕を下ろすことと、2023年公開の「アントマン」最新作から始まる“フェーズ5”の劇場公開作品とオリジナルドラマシリーズ計12タイトルのラインナップ。さらに“フェーズ6”の一部タイトルも発表となり、そのなかには「アベンジャーズ」の第5弾と第6弾が含まれていた。


【写真を見る】『シャン・チー』続編も待機!マーベル作品に引っ張りだこのデスティン・ダニエル・クレットン監督とは
【写真を見る】『シャン・チー』続編も待機!マーベル作品に引っ張りだこのデスティン・ダニエル・クレットン監督とは[c]Everett Collection/AFLO

その第5弾にあたる『The Kang Dynasty』の監督に決まったクレットン監督は、のちに「キャプテン・マーベル」を演じるブリー・ラーソンの出世作となった『ショート・ターム』(13)で大きな注目を浴びたハワイ出身の俊英。彼が初めてMCU作品に挑んだ『シャン・チー』は全世界興収4億3000万ドルを超えるヒットを記録。その成功によってマーベル・スタジオと包括契約を結ぶこととなり、『The Kang Dynasty』のほかにも「ワンダーマン」のドラマシリーズや『シャン・チー』の続編を現在開発中だ。

MCU“フェーズ6”には「アベンジャーズ」作品がもうひとつ控えている
MCU“フェーズ6”には「アベンジャーズ」作品がもうひとつ控えている[c] 2022 Marvel

『The Kang Dynasty』の半年後の2025年11月7日に北米公開が予定され、<フェーズ6>を締めくくると同時に<フェーズ4>から<フェーズ6>の「マルチバース・サーガ」のフィナーレを飾ることになる第6弾『Avengers: Secret Wars』の監督についてはまだ発表されておらず。アンソニー&ジョー・ルッソ監督が関与しないことはすでに報じられている。今後の続報に注目していきたい。

文/久保田 和馬

作品情報へ