世界で最も愛されるカメたちがCGアニメに!『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』2023年日本公開
コミック、ゲーム、TVアニメ、そして映画シリーズと、様々なコンテンツを生み出してきた大人気シリーズ「ミュータント・タートルズ」。その映画最新作となる『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』が2023年に日本公開されることが決定した。
コれまでに全世界170の国と地域かつ50言語で展開され、2010年代に公開されたマイケル・ベイ製作の実写版シリーズ『ミュータント・タートルズ』(14)、『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』(16)を含めた、シリーズの映画全世界累計興収は12億ドルを超えている。
今回カメたちとタッグ組むべく、ハリウッドが誇る新進気鋭のクリエイターたちが“タートル・ファミリー”に参画。本作のプロデューサーを務めるのはハリウッドの大人気コメディ俳優でもあるセス・ローゲン。共同プロデューサーであるエヴァン・ゴールドバーグとはスマッシュヒットした3DCGアニメーション作品『ソーセージ・パーティー』(16)などを世に送りだしている。監督は、アカデミー賞の長編アニメ映画賞にもノミネートされた『ミッチェル家とマシンの反乱』(21)で共同監督としてデビューを飾った新進気鋭のフィルムメーカー、ジェフ・ロウが担当する。
今回、セス・ローゲンのTwitterアカウントにてオリジナルタイトル&ロゴが初お披露目となったが、なんとそのロゴはニューヨーク市某所に実際に描かれたウォールアートだという。「ミュータント・タートルズ」シリーズの舞台であるニューヨーク市で仕掛けた粋な演出となっている。昨年6月にアメリカの公開日がローゲンのTwitterアカウント発信でアナウンスされた際には、主要登場人物の一人である「レオナルド」の授業ノート風画像も一緒に投稿されていたが、ファンの妄想をくすぐる様々な情報が期待されるなか、実にタートルズらしい小粋なロゴに仕上がった。
ローゲンは以前インタビューで「子どものころからの生粋のタートルズファンとして、(英語オリジナルタイトルにも入っている)“ティーンエイジ(=10代)”という部分がなぜかずっと頭から離れなかったんです。ティーンエイジ映画が大好きな人間として、またティーンエイジ映画をたくさん作ってきた人間として、タートルズのティーンエイジの要素を突き詰めて映画をつくるというアイデアにものすごく惹かれてしまいました」と語っており、ティーンエイジの要素を中心にした“誰も見たことのない”新たなタートルズの誕生を期待させる。
まだまだベールに包まれたままの『ミュータント・タートルズ』最新作。今後の動きからますます目が離せない。
文/サンクレイオ翼