清水崇を“ゾッとさせた”才能が、3日間でのホラー映画づくりにチャレンジ!
日本最大級の動画コミュニティサービス「ニコニコ」が現在開催中のホラーイベント「ネットホラーフェスティバル2022」で、8月13日(土)から8月15日(月)までの3日間、「第2回日本ホラー映画大賞」の連動企画「3日でホラー映画を作ってみよう!」を生配信する。たった3日間で撮影と編集を行い、1本のホラー映画を完成させる。この企画に挑むのは、昨年行われた「第1回日本ホラー映画大賞」で選考委員長の清水崇監督を“ゾッとさせた”新たな才能、平岡亜紀監督だ。
「日本ホラー映画大賞」は、昨年誕生した日本初のホラー映画専門のフィルムコンペティション。令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指し、大賞受賞者には応募作品のリメイク版または完全オリジナル新作での商業映画デビューが確約される。昨年行われた「第1回日本ホラー映画大賞」では、104本の応募作品のなかから下津優太監督の『みなに幸あれ』が大賞を受賞。下津監督は同作のリメイク版を、2023年内の公開を目指し現在鋭意制作中とのこと。
選考委員を務めるのは各界から集まったホラーマスターたち。「呪怨」シリーズや「恐怖の村」シリーズで知られる清水崇監督が、前回に引き続き選考委員長を務め、さらに女優の堀未央奈、映像クリエイターで監督・声優として幅広くクリエイティブを行なうFROGMAN、Base Ball Bearの小出祐介、映画ジャーナリストの宇野維正が選考委員を続投。そして新たにコメディアンのゆりやんレトリィバァも参加。多様な視点から応募作品をくまなく選考していく。
「第1回日本ホラー映画大賞」において、平岡監督が手掛けた『父さん』は、選考委員団の厳正なる協議の末に審査員特別賞を受賞。授賞式の壇上で清水監督は、「自分でホラー映画を作っているし、撮影現場も作り方も心得ているので、職業病からゾッとしたり驚かされることはほぼなくなっているのですが、この作品にはゾッとさせられました。すばらしいと思いました」と絶賛。8月18日(木)から8月21日(日)までの4日間、EJアニメシアター新宿にて開催される「第1回 日本ホラー映画大賞 授賞作品 特別上映会」で本作の上映も行われるので、こちらもぜひチェックしてほしい。
「3日でホラー映画を作ってみよう!」は「ニコニコ生放送」にて8月13日から15日の3日間にわたり、朝10時から(DAY1、DAY2は22時終了予定。DAY3は22時45分終了予定)配信。最終日の15日の22時からは、完成した作品の有料配信も行われる。清水監督を唸らせた平岡監督が、次はどんな作品を手掛けるのか期待はふくらむばかりだ。
ホラー映画の作り方や恐怖を生みだす工夫の数々から、制作現場のリアルな様子まで、普段は知ることのできない貴重な光景を見ることができるこの企画。この配信を見てホラー映画づくりのヒントをもらったら、自分なりのホラー映画を作って「第2回日本ホラー映画大賞」に挑んでほしい!
文/久保田 和馬
放送日時:
【DAY1】8月13日(土)10:00~22:00 予定
【DAY2】8月14日(日)10:00~22:00 予定
【DAY3】8月15日(月)10:00~22:45 予定
■平岡亜紀監督作品『タイトル 未定』~第2回日本ホラー映画大賞連動企画~@ネットホラーフェス2022
放送日時:8月15日(月) 22:00~22:30 予定
視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv337948427
視聴チケット:通常券 800円/ ホラーチャンネル会員割引き券 300円
購入期限:8月5日(金)14:00 ~11月30日(水)23:00
■「第1回 日本ホラー映画大賞 授賞作品 特別上映会」
日時:8月18日(木)~8月21日(日)
時間:各日 20:00上映開始 (本編約105分/上映終了後、受賞監督によるトークイベントを予定しております)
場所:EJアニメシアター新宿
入場料:1500円均一
上映作品:
大賞『みなに幸あれ』下津優太監督
審査員特別賞『父さん』平岡亜紀監督
ニューホープ賞『closet』中野滉人監督
株式会社闇賞『招待』三重野広帆監督
オカルト部賞『傘カラカサ』ヤマモトケンジ監督
MOVIE WALKER PRESS賞『その音がきこえたら』近藤亮太監督
豆魚雷賞『私にふれたもの』藤岡晋介監督、武田真悟監督
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