「金曜リクエストロードショー」いまの時代だからこそ観たい傑作コメディ『マスク』『アダムス・ファミリー』放送決定
「金曜ロードショー」の人気企画「金曜リクエストロードショー」の第5弾リクエスト募集で、『ショーシャンクの空に』(94)と並んで多くのリクエストが集まった、ジム・キャリー主演の大ヒットコメディー『マスク』(94)と、お化け一家のホラーコメディー『アダムス・ファミリー』(91)、『アダムス・ファミリー2』(93)の放送が決定。3作ともに、配信では観られない「金曜ロードショーオリジナル吹き替え版」での放送となる。
9月16日(金)は、“コメディー王”と評されたキャリーを一躍スターにのし上げた、大ヒットコメディー『マスク』を放送。冴えない銀行員のスタンリーが、謎のマスクを手に入れ緑の怪人に変身。不思議な力を手に入れ、ギャング組織を相手に大騒動を巻き起こします。目が飛び出る、地面でつぶれるといった、マンガ的な表現をSFXで再現した映像も当時大きな話題に。また、主人公が一目ぼれする女性役のキャメロン・ディアスは、本作が映画初出演だった。吹替えは、キャリーを何度となく担当してきた山寺宏一が務める。
9月30日(金)と、10月7日(金)は、『アダムス・ファミリー』と『アダムス・ファミリー2』を連続放送。第1作では、不気味なたたずまいの屋敷に住む一家のもとに、長年音信不通だったゴメズ(ラウル・ジュルア)の兄のフェスターが現れる。しかし、その正体は…?第2作では、そのフェスターが恋に落ち、ついに結婚!しかし新婦の素顔とは…。一家の当主ゴメズ、魔女の血を引く妖艶な妻モーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)とその母グラニー(ジュディス・マリナ)、無表情で冷徹な長女ウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)、いたずら好きな長男パグズリー(ジミー・ワークマン)、フランケンのような執事ラーチ(カレル・ストルイケン)や、自在に動き回る手ハンド(クリストファー・ハート)まで、強烈なインパクトのアダムス一家の面々。ブラックなやりとりを交わしながらも、一家の絆の強さも描かれている。
監督は、いずれもバリー・ソネンフェルド。のちに「メン・イン・ブラック」シリーズを手掛けたバリーの監督デビュー作となった。ゴメズの兄のフェスターを騙るゴードン役は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドク役でお馴染みの、クリストファー・ロイドが怪演。CMなどでも使われたおなじみの音楽とともに、ちょっと怖くて愉快な一家の活躍を楽しもう。
いずれも、時代を超えて楽しめる傑作コメディーである3作。ぜひ家族そろってみんなで笑って楽しみたい。
文/サンクレイオ翼