『太陽がいっぱい』は全部で6バージョン!オードリー・ヘプバーン主演作など名作映画を“激レア”吹替えで聴き比べ
『ローマの休日』(53)や『ゴースト ニューヨークの幻』(90)、「エマニュエル夫人」シリーズなど不朽の名作映画の数々を、貴重な“地上波吹替版”で放送し好評を博した「BS10 スターチャンネル」の長期特集「激レア地上波吹替版」の復活放送が決定。アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』(60)やオードリー・ヘプバーン主演の『パリの恋人』(57)、『マイ・フェア・レディ』(64)などが、ほかでは見られない貴重なバージョンで一挙に放送される。
8月22日(月)から8月27日(土)にかけて6日間連続で放送されるのは、パトリシア・ハイスミスの小説をルネ・クレマン監督が映画化した犯罪サスペンス『太陽がいっぱい』。石立鉄男がドロンの吹替えを担当したTBS「金曜ロードショー」1969年版から、中村悠一が吹替えを担当した2016年のスターチャンネル新録・完全吹替え版まで、ソフト未収録バージョンを含む全6バージョンが日替わりで放送。また一部のバージョンを除いて「スターチャンネルEX」で配信中だ。
また9月には「聴き比べ吹替バトル第2弾」と称し、『パリの恋人』と『マイ・フェア・レディ』がそれぞれ異なる3バージョンの吹替えで放送。両作とも地上波放送時の貴重な吹替え音源だけでなく、テレビ初放送、ソフト未収録となる幻のノーカット機内上映版が放送されるので吹替えファンならずとも注目だ。さらに『シャレード』(63)、『カジュアリティーズ』(89)、『透明人間』(92)、『ロードキラー』(01)の4タイトルも、地上波吹替え版とソフト版の2バージョンで放送される。
ほかにもレジェンド声優の広川太一郎や、今年3月にこの世を去った名優、宝田明が吹替えを担当したお色気スパイアクション「サイレンサー」シリーズ全4作品のコンプリート放送も8月23日(火)から8月26日(金)まで4夜連続放送。是非とも「BS10 スターチャンネル」でしか見られない“激レア”吹替え版で、名作映画を存分に堪能してほしい!
文/久保田 和馬