「愛犬を抱きしめたくなる」「優しすぎる結末に感動」『ハウ』がもたらす“涙”と“多幸感”が日本全国拡散中!
田中圭演じる主人公と、「ワン」と鳴けない1匹の保護犬の姿を通して人と犬との絆を描きだした『ハウ』(公開中)。本作の公式SNSでは現在、抽選で豪華プレゼントが当たる「映画ハウ 感想投稿キャンペーン」が実施中だ。8月19日の映画公開と同時に多くの感想が寄せられており、劇中でハウが民夫ら多くの人々の心に寄り添うように、健気なハウの姿に癒される人が続出している。本稿では、日本中から寄せられた感動の声をいくつかピップアップしながら、本作の見どころを紹介していきたい。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した斉藤ひろしが手掛けた小説を、『ジョゼと虎と魚たち』(03)や『最高の人生の見つけ方』(19)などで知られる犬童一心監督のメガホンのもとで映画化した本作。
婚約者にフラれて人生最悪の時を迎えていた市役所職員の赤西民夫(田中)は、上司の勧めで真っ白な大型の保護犬を飼うことに。鳴き声を出せないその犬に“ハウ”と名前を付け絆を深めていく民夫。ところがある日、ハウは民夫の前からいなくなってしまう。あらゆる手を尽くしてハウを捜す民夫だったが、無情にも悲しい情報が届けられ、民夫はすっかり気を落としてしまう。しかし遠く離れた地で生きていたハウは、もう一度民夫に会いたいという一心で、798kmにもおよぶ長い旅を始める。
民夫とハウの深い絆に、愛犬家たちから共感の嵐!
空虚な日々を送っていた民夫が、ハウとの出会いによって明るさを取り戻し、最高に幸せな時間を過ごす姿。突然ハウがいなくなったことで味わう不安や喪失感。そして長い旅のなかで孤独や悩みを抱えた人々にめぐり会い、優しく寄り添うハウの健気さ。そんな“2人”の深い絆と優しさに特に心打たれているのは、やはり愛犬家や犬好きの人々、犬以外でも愛するペットと暮らしている人たちのようだ。ハウを自分の愛犬と重ねてみたり、自身と民夫を重ねてみたり、まるで自分ごとのように見守る人からの声があとを絶たない。
「ハウの健気な姿がもう愛おしくて堪らない。この映画を観終わったあとすぐに家に帰って愛するペットを抱きしめたくなる」
「切なくも優しい世界に、亡くなった愛犬を思い出し涙が止まらなくなった」
「現在過去にペットと暮らしてたりする人は、民夫の気持ちにめちゃくちゃ共感しちゃうと思う」
また、本作のもう一人の主人公であるハウに心をわしづかみにされる人も続出。ハウを演じたのは、撮影時わずか1歳4か月だったベック。『南極物語』(83)や『クイール』(03)など、様々な犬映画でドッグトレーナーを務めてきた宮忠臣から本格的なトレーニングを受け、代用犬やCGを使わずに自力で演技をこなしたという。そんなベックの頑張りに、「名俳優すぎて最優秀主演男優賞あげたい!」など称賛の声が相次いでいる。
「民夫の記憶を頼りに必死で走るハウ、疲れて汚れてボロボロのハウ、ただ寄り添うハウ…ハウの名演技に引き込まれた」
「ハウの見てる世界、呼吸を凄く感じる物語。民夫の事が大好きなハウの存在は癒しでしかなく、ハウの事が大好きでたまらなくなる」
豪華キャスト陣と並んでも引けを取らない堂々とした存在感に、1匹だけのシーンでも場面によって表情を変える卓越した演技力。これまでも多くの犬を撮影、演出してきた犬童監督も「まちがいなく最高の犬」と断言するほど。ベックの名演を見たら、誰もが応援せずにはいられない!