バイト未経験の橋本環奈、やってみたいバイトは「クレープ屋さんとラーメン屋さん」まかないに期待!
橋本環奈主演で人気コミックを映画化した『バイオレンスアクション』の公開記念舞台挨拶が8月20日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、橋本をはじめ、杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、城田優、高橋克典、岡村隆史、瑠東東一郎監督が登壇。“殺し屋”という変わったアルバイトをしている主人公にちなみ、橋本が「やってみたいアルバイト」を明かした。
累計発行部数50万部&オンラインアクセス数1000万PVを超える浅井蓮次と沢田新によるコミックを映画化した本作。ゆるふわ専門学生の菊野ケイを主人公に、実は超凄腕の殺し屋という顔を持つケイが様々な思惑が交錯するハードなアルバイトに挑む姿を描く。ピンクボブがトレードマークの最強ヒットガール、ケイ役を演じた橋本は「無事に公開できてうれしいです。夏にぴったりの映画」と爽快感あふれる映画をアピールしていた。
この日も、笑顔を弾けさせて会場を盛り上げていた橋本。撮影現場の雰囲気は「アットホームだった」と振り返った橋本だが、天才スナイパー、だりあ役の太田は「環奈ちゃんにひたすら笑わせてもらっていました」とにっこり。橋本は「なんでも笑ってくれる。ちょっと迷惑でしたかね?」と笑うなど太田と話すのが楽しくて仕方なかった様子だったが、太田は「カメラが回る直前までおもしろいことをしてくださる。いきなりストン!と切り替わるので、それがカッコいいなと思いましたし、元気づけられていました。私はガチガチに緊張していたので、一気にほぐれました」と橋本に感謝しきりだ。
するとバラエティ番組での共演はありながらも、俳優としての橋本の姿には初めて触れたという岡村も、「えげつない。みんなを引っ張っていく」と橋本の座長力に感服。「本来なら僕が現場を盛り上げたり、和ませたりする役だったと思うんですが、震えてなにもできなかった。橋本ちゃんについていった。空気を作ってくれた。アクションシーンとかもあって一番しんどいはずなのに、しんどい顔もせず、しんどいとも言わない」と称えつつ、「ただ帰るのだけは、ものすごい早い」と続けて橋本や周囲を笑わせた。さらに瑠東監督も「環奈ちゃんが真ん中にいると、一気に熱量が上がる。その熱量が映画にも残っている」と証言していた。
さらにステージでは、それぞれが「やってみたいアルバイト」を発表するひと幕も。「バイトをしたことがない」という橋本は、「クレープ屋さん」と回答。「飲食店で働いてみたい。小さい時に、フードコートとかにあるクレープ屋さんが生地を焼いているのを見るのがすごく好きで。トッピングとかはほかの人に任せて、生地だけを永遠に焼きたい」と希望し、「あとラーメン屋さんも迷いました。まかないが食べられるから。人気店のラーメン屋さんで働きたい」と笑顔を見せていた。
ケイと運命的な出会いを果たすヤクザの金庫番テラノ役を演じる杉野は「ボールボーイ」と書いたフリップを掲げた。「楽しそうだなと思って。選手にも近いし、特等席。ボールが飛んで来なかったら座っていられる」とお茶目にコメント。ケイに想いを寄せる同級生を演じた鈴鹿は「おじいちゃん、おばあちゃんが営んでいる定食屋さん」とのこと。「定食屋さんが好きなのと、平和そうだから。いい環境で働けそう」と理由を明かし、最近食べたお気に入りの定食は「回鍋肉定食」と語っていた。
取材・文/成田おり枝