ダイアナ妃、当時のボディガードにアメリカ移住計画を明かしていた
昨年の7月1日はダイアナ妃の生誕60周年、今年8月31日はダイアナ妃が36歳という若さで悲運の死を遂げてから25年となった。
世界で最も愛されたプリンセスと言われ、死後もその功績を語り継がれることが多い一方で、メディアではスキャンダラスな一面が取り上げられることも多いダイアナ妃。先日、アメリカとイギリスでオンエアされたDiscovery+シリーズ「Investigating Diana: Death In Paris」の中では、ダイアナ妃の弁護士だったヴィクター・ミシュコンが記した1995年10月付のメモによる情報として、ダイアナ妃が2年前に自動車事故による死を予期していたという謎のメモが見つかったことが明らかに。そして今度は、ダイアナ妃がアメリカに移住する計画をしていたことが明らかになった。
こちらはダイアナ妃と当時の恋人ドディ・アルファイドと共に、サントロペのバケーションにも同行していたボディガードのリー・サンサムが、伝記「Protecting Diana: A Bodyguard's Story」の中で明らかにしたもの。
「バケーション中もマスコミに追われ続けていたダイアナ妃は、ウィリアム王子とヘンリー王子を守るためにも、『イギリスにいたら身動きが取れないので、アメリカに行きたい。彼らは私が好きだし、放っておいてくれるでしょう』と話していました。私がウィリアム王子とヘンリー王子も連れて行くのか尋ねたところ、『公務があるので許されないでしょうね。会えるのは学校がお休みの時だけになるでしょう』と語っていた」という。
またリーは、「The Sun」の独占インタビューで「事故当時、私が同行していれば、ダイアナ妃は助かったはずだ」とも語っている。
ダイアナ妃、当時の恋人ドディ、運転手が死亡した自動車事故については、無謀なスピードと運転手の飲酒が原因だったとする検視官の判定を支持していたというウィリアム王子とヘンリー王子だが、死人に口なしでありながら、関係者から次々に明かされる新たな事実を突きつけられるつらさは、想像に難くない。
日本では9月30日に、ダイアナ妃の世界初となるドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』が、また10月14日にはクリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じて第94回アカデミー賞で主演女優賞に初めてノミネートされた伝記ドラマ『スペンサー ダイアナの決意』が公開される。
文/JUNKO