釜山国際映画祭レッドカーペットで、いまをときめくスターと映画人たちが美の競演!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
釜山国際映画祭レッドカーペットで、いまをときめくスターと映画人たちが美の競演!

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釜山国際映画祭レッドカーペットで、いまをときめくスターと映画人たちが美の競演!

アジア最大級の映画祭、釜山国際映画祭(以下BIFF)が映画の殿堂で5日に開幕式を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大を受けた昨年までとは異なり、今年は3年ぶりに海外プレスも参加するなど、コロナ禍以前に匹敵する規模にまで拡大した開催となる。毎年映画ファンの目と心を喜ばせるBIFFのレッドカーペットも、通常開催という高揚感で大きな賑わいを見せた。

開幕式のMCはリュ・ジュンヨル&チョン・ヨビン!「皆さんも尊敬するような映画に会ってほしい」

【写真を見る】レッドカーペットでカメラに向かって手を振っているMCのリュ・ジュンヨルとチョン・ヨビン
【写真を見る】レッドカーペットでカメラに向かって手を振っているMCのリュ・ジュンヨルとチョン・ヨビン[c]BIFF

開幕式の司会を務めたのは、この夏公開された『宇宙+人』(21)でエネルギッシュにスクリーンを駆け回ったリュ・ジュンヨルと、「ヴィンチェンツォ」の才気あふれる弁護士役も好印象だったチョン・ヨビン。リュ・ジュンヨルはデビュー作『ソーシャルフォビア』(14)や『グローリーデイ』(15)が、チョン・ヨビンは『罪深き少女(原題)』(17)がそれぞれ映画祭で上映され、高い評価を受けた。リュ・ジュンヨルは「映画祭にこっそり参加して、観客の方に目撃されたこともある。 映画祭を通じて良い映画に出会った記憶が鮮やかだ。 皆さんも尊敬するような映画に会ってほしい」と語りかけた。『罪深き少女(原題)』で「今日の俳優賞」を受賞したチョン・ヨビンは、BIFFで上映され、評価されたことが俳優としての大きな喜びを実感した瞬間だったと振り返った。司会の2人は、久々に多くの観客に会う幸せを噛みしめていた。

俳優たちの饗宴!会場を沸かせた華やかなレッドカーペット

『閑山:龍の出現(原題)』(21)のオク・テギョン、パク・ヘイル、キム・ハンミン監督とピョン・ヨハン
『閑山:龍の出現(原題)』(21)のオク・テギョン、パク・ヘイル、キム・ハンミン監督とピョン・ヨハン[c]BIFF

BIFFは、忠武路を賑わせる韓国映画と、世界中から来た観客たちが出逢える場所だ。Korean Cinema Today Panorama部門は、今年を代表する韓国映画のヒット映画が大作からアート系にいたるまで幅広く上映される。李舜臣将軍率いる朝鮮水軍が朝鮮を守るために死闘を繰り広げた「閑山海戦」を題材にした『閑山:龍の出現(原題)』(21)からは、歴史スペクタクルの名手キム・ハンミン監督に加え、主人公の李舜臣将軍を演じたパク・ヘイル、朝鮮への進軍を目論む倭軍の大将脇坂に扮したピョン・ヨハン、朝鮮水軍のイム・ジュニョン役のオク・テギョンがレッドカーペットに参加した。オク・テギョンは会場に詰めかけたファンに“ルダハート”で応えるなど愛嬌たっぷりだった。

『次のソヒ(原題)』(22)からはチョン・ジュリ監督、ソヒ役のキム・シウンらがレッドカーペットに登場
『次のソヒ(原題)』(22)からはチョン・ジュリ監督、ソヒ役のキム・シウンらがレッドカーペットに登場[c]BIFF

『私の少女』(14)で世界的な名声を得たチョン・ジュリ監督による8年ぶりの新作で、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間の閉幕作となった『次のソヒ(原題)』(22)も、本セクションに選ばれた。レッドカーペットに登場したのはチョン・ジュリ監督、ソヒ役のキム・シウンらが顔を見せた。光沢あるワンピースを着こなす新進俳優の彼女は、本作の他、「D.P. -脱走兵追跡官-」の俳優チョ・ヒョンチョルの初長編映画『君と私(原題)』(22)でも主演を務めており、話題沸騰中だ。

『ベイビー・ブローカー』からは第75回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を獲得したソン・ガンホと是枝監督が仲良く姿を見せた
『ベイビー・ブローカー』からは第75回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を獲得したソン・ガンホと是枝監督が仲良く姿を見せた[c]BIFF

アイコン部門では、世界の絶賛を浴びた作品も上映される。『ベイビー・ブローカー』(22)からは、本作で第75回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を獲得したソン・ガンホと是枝監督が仲良く姿を見せた。二人は8日、『ベイビー・ブローカー』のオープントークにイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンらと登場し、作品を深く掘り下げるトークで映画ファンを楽しませる予定だ。

“ホン・サンス組”のクォン・ヘヒョとチョ・ユニ夫妻、パク・ミソ、キ・ジュボンら演技派俳優たちもレッドカーペットに登場
“ホン・サンス組”のクォン・ヘヒョとチョ・ユニ夫妻、パク・ミソ、キ・ジュボンら演技派俳優たちもレッドカーペットに登場


今や世界の巨匠となったホン・サンス監督も、BIFFの常連だ。本セクションでは、新作『小説家の映画(原題)』(22)『WALK UP〈原題〉』(22)の二本が上映され、レッドカーペットには“ホン・サンス組”のクォン・ヘヒョとチョ・ユニ夫妻、パク・ミソ、キ・ジュボンら演技派俳優たちが登場した。また、同じくカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、韓国国内でも映画批評家と観客の両方から好評を博したパク・チャヌク監督『別れる決心(原題)』もラインナップされている。

『少年たち(原題)』(22)からは「イカゲーム」の大ヒットで脚光を浴びているホ・ソンテ、チョン・ジヨン監督、チン・ギョンとムン・ソングン、ヨム・ヘランなど、主要俳優が登場
『少年たち(原題)』(22)からは「イカゲーム」の大ヒットで脚光を浴びているホ・ソンテ、チョン・ジヨン監督、チン・ギョンとムン・ソングン、ヨム・ヘランなど、主要俳優が登場

折れた矢』『権力に告ぐ』などの社会派作品で知られるチョン・ジヨン監督が、“韓国映画界で重要な俳優”と褒め称えるソル・ギョングとタッグを組んだ作品が『少年たち(原題)』(22)だ。1999年に地方のスーパーで発生した強盗致死事件をモチーフに、埋もれた事件の真実を追う捜査班長の戦いを描いている。レッドカーペットにはチョン・ジヨン監督、「イカゲーム」の大ヒットで脚光を浴びているホ・ソンテら主要俳優が登場。チン・ギョンとヨム・ヘランは、大人の女性の魅力満載のシックな装いが印象的だった。

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