ついに帝国軍基地への潜入作戦を決行!先が読めなさすぎる「キャシアン・アンドー」前半戦を総括
「カーンも失業したとはいえ、キャシアンを“必ず俺が捕まえてやる!”みたいなことになるかも」(下田)
西川「モン・モスマを巡る物語は、いまのところ大筋には絡んできてないけれど、印象に残りますね。夫との不仲だったり、娘が反抗期だったり。それを含めて、これからどこに向かって話が進んでいくのか、予想は難しいけれど確実に興味を引かれます」
下田「『ローグ・ワン』につながるキャラクターでは、パルチザンのソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)はいつ登場するんでしょうね?予告編ではその姿を確認できるので、後半戦のキーキャラクターになるのかな?」
西川「『ローグ・ワン』までゲレラとキャシアンは面識がないはずなんですよね。本作で絡みがあると辻褄が合わなくなるので、キャシアンとは別進行の話として彼が出てくるかもしれないです」
佐藤「あとはデドラも気になります。なにかを発見したみたいだし、今後、帝国側の急先鋒として、キャシアンの前に立ちはだかる存在になるとか」
下田「カーンの物語も急展開がありそうですよね。失業したとはいえ、まだキャシアンを目の仇にしているようだし、“必ず俺が捕まえてやる!”みたいなことになるかもしれませんよ」
西川「カーンは親戚のおじさんに再就職先を紹介してもらえそうだけど、デドラに見いだされてキャシアンに復讐する、という展開もありそうですよね。いずれにしても、傍系の話として何度も出てくるキャラだから、このままでは終わらないだろうし、帝国側じゃなくて、ヒョイっと反乱軍側に寝返る可能性もありますね」
佐藤「そうそう、彼は“いい人間”のような雰囲気もあるんだよね。平凡だけど、信念がありそうだし。いや、でもわかんないな、どうなるのかは」
西川「『オビ=ワン・ケノービ』はキャラクターの立ち位置的にも自由に動かせないので、エピソードが進むほど、ある程度は次の展開が読めたけれど、その点『キャシアン・アンドー』は本当に読めない。いずれにしても、カーンやデドラがキャシアンとどう絡むのかが、そこが今後の見どころになってきそうですね」
取材・文/有馬楽