日本初配信作品も多数登場！スターチャンネルEXで「あなたの知らないフランス映画祭」開催

動画配信サービス「スターチャンネル EX」にて、11月に日本初公開、初配信となる19本の新旧フランス映画が「あなたの知らないフランス映画祭」と題して、一挙配信されることが決定。既に配信している作品と本特集を含めると、11月よりスターチャンネルEXでは 計56本のフランス映画を観ることができる。

注目の特集は、11月21日(月)より順次配信する、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手であり“フランスのヒッチコック”と評された奇才クロード・シャブロル監督特集。エラリー・クイーンの原作をオーソン・ウェルズら豪華キャストで映画化した『十日間の不思議』(71)が日本初公開。現在スターチャンネルEXで配信中のドラマ「ビースト・マスト・ダイ／警部補ストレンジウェイズ」と、同原作のサスペンススリラー『野獣死すべし』(69)、『一寸先は闇』(71)、『肉屋』(70)の初配信3作とあわせ絶対に見逃せない内容に。

また、近年、再上映イベントも開催、再評価されてブームとなっている女性監督シャンタル・アルケマンの傑作『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(75)も11月3日(木・祝)から日本初配信。

さらに、フランスの歴史ある映画会社2社のレア作品も多数登場。フランス在住の映画ジャーナリスト、林瑞絵がセレクトした「PATHE(パテ)」セレクションでは、フランスで歴代興収2位という大ヒットを記録したコメディ『ようこそ、シュティの国へ』(08)、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したコスタ＝ガヴラス監督の知られざる名作『スペシャル・セクション／捏造された法廷』(75)、フランス映画界のゴッドファーザーと呼ばれた巨匠、クロード・ベリ監督の自伝的作品『クロード・ベリ～パパと僕の映画』(19)が日本初公開に。ジャック・ドゥミ監督の遺作となったミュージカル『想い出のマルセイユ』(88)もあわせて11月14日(月)から日本初配信される。

すでに配信中の「Gaumont(ゴーモン)」セレクションからは、エリック・ヴァリ監督、ジュリアン・サンズ出演の『少女は砂漠を越えて』(06)などの日本初公開作をはじめ初配信のレア作品が多数登場するという。

このほか、9月13日にこの世を去ったジャン＝リュック・ゴダール監督の代表作などフランス映画初心者からマニアまで楽しめるフランス映画全56作品が11月より楽しめるようになる。きっとこれまで知らなかった、ずっと観たかった作品があるはず。秋の夜長を「あなたの知らないフランス映画祭」で彩ってみてはいかがだろうか。

文/サンクレイオ翼

※「PATHE(パテ)」セレクションの「E」はアキュート・アクセント付きが正式表記