現実と仮想世界が融合した恐怖が襲う…清水崇監督最新作『忌怪島/きかいじま』2023年に公開決定
世界最大の映画マーケットの1つとされ、11月1日〜6日(日)まで開催される「アメリカン・フィルム・マーケット」にて「恐怖の村」シリーズの清水崇監督の最新作が発表。タイトルは『忌怪島/きかいじま』(2023年公開)となり、海外版第1弾ビジュアルも解禁となった。
いずれもヒットとなった『犬鳴村』(20)、『樹海村』(21)、『牛首村』(22)を世に送りだした清水監督。“島”が舞台の本作では、いま話題のメタバースの世界を表現。「VR」研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想世界の2つの間でいままでにない最強の恐怖が待ち受ける。それに合わせて洋題も“没入感”を意味する『IMMERSION』に。“閉ざされた”島と“開かれた”メタバース。相反する世界が融合した時、地獄の扉が開き、逃げ場のない恐怖の底へと鑑賞者を導くという。
解禁となったビジュアルでは、朽ち欠けている赤い鳥居に磔になっている謎の「赤い女」の姿が描かれている。痩せこけた腕はあり得ない方向に折れ曲がり、血だらけでこちらを睨んでいる様子からは恐怖と不吉さが感じられ、異様なほどのおぞましさを漂わせる。一体この「赤い女」は、メタバースとどのように関わるのか?この鳥居はなぜ存在するのか?恐怖は現実のものなのか、はたまた仮想世界のものなのか、まだまだ気になるところばかりだ。
どれまでも独自の世界観でのホラーを生みだしてきた清水だが、『忌怪島/きかいじま』ではどんな恐怖を観客に与えるのか?今後の続報にも注目だ!
文/サンクレイオ翼
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