クズっぷりあふれる場面写真も到着!『そして僕は途方に暮れる』クリアファイル付きムビチケも販売決定

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クズっぷりあふれる場面写真も到着!『そして僕は途方に暮れる』クリアファイル付きムビチケも販売決定

2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛を浴びたオリジナルの舞台を、脚本&監督、三浦大輔、主演、藤ヶ谷太輔が再タッグを組み映画化した『そして僕は途方に暮れる』(2023年1月13日公開)。このたび、主人公の菅原裕一の日常を写した場面写真が解禁。あわせてムビチケ前売券(カード)が11月11日(金)より販売開始が決定されることが明らかとなった。

本作は、藤ヶ谷演じる裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族…と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を賭けた逃避劇。『愛の渦』(14)、『娼年』(18)など、衝撃作を世に送りだし注目を集め続けている異才、三浦が監督と脚本を担当する。まあ、主演の藤ヶ谷のほか、裕一と5年間同棲している彼女、里美役に前田敦子、親友の伸二役に、中尾明慶が、舞台と同じ役柄で続投。映画から新たなキャストとして、裕一の父、浩二役、母、智子役に、日本映画界をけん引する俳優、豊川悦司、原田美枝子が名を連ね、姉、香役に香里奈、バイト先の先輩である田村役に毎熊克哉、大学の後輩、加藤役に野村周平と、個性的で魅力あふれるキャスト陣が集結。さらに本作のエンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を起用。大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱している。

解禁となった場面写真には、「怒られたくない」、「言われたくない」というような些細な理由でその場からすぐに逃げ出してしまう裕一が、自堕落な生活をおくる様子が写しだされている。同棲していた彼女の里美から逃げだし、幼馴染の伸二の家に逃げ込んだ裕一は、居候でありながら食べたお弁当の空はおきっぱなし、洗濯は伸二に任せっきり、おまけに「俺の布団敷いといて」と自分ではなにもやらない。用意してもらった布団でゴロゴロしながら、翌日も仕事があり、寝ようとする伸二をよそに、深夜までテレビを見ながら笑っている場面が切り取られている。

そもそも、5年もの間同棲していた里美との生活でも、全てを彼女に任せっきりだった裕一。仕事から帰ってきた彼女に、ソファーに寝そべってスマホをいじりながら「トイレの電球切れてたよ」となどと言う始末。「こんな彼氏が家にいたらどうする――?」とイラ立つ、リアルなクズっぷりが垣間見える場面写真となっている。

また、公開まであと約2ヵ月となり、本作の全国での上映劇場情報が一挙解禁。11月11日より販売開始される特典付きムビチケ前売券(カード)には、表面にはリュックを背負って振り返る裕一の姿が印象的なポスターがデザインされ、裏面には行き場を失い雨も降ってきてまさしく“途方に暮れる”裕一の姿を切り取った写真の特製クリアファイルがついてくる。特典付き前売券は数量限定の為、早目のチェックが必要だ。


あらゆる人間関係から、逃げて、逃げて、逃げまくる、人生を賭けた逃避劇を見せる本作。行き着く先は天国か、それとも地獄か?怒涛の“共感と反感の120分”、そしてまさかのクライマックスが待ち受ける『そして僕は途方に暮れる』に乞うご期待!

文/サンクレイオ翼

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