15年ぶりの『魔法にかけられて』ビフォーアフターを比較!続編では“世界”も劇的変化
エイミー・アダムスが現代のニューヨークに迷い込んだディズニー・プリンセスを演じ、全世界興収3億5000万ドルを超えるヒットを記録した『魔法にかけられて』(07)の15年ぶりの続編『魔法にかけられて2』が11月24日(木)よりディズニープラスで独占配信開始。再集結した前作の主要キャストたちに初参戦のキャストも加え、大胆にパワーアップを遂げた本作の見どころを、前作をプレイバックしながら紹介していこう。
ディズニーだからできた、ユニークでハッピーな前作
『白雪姫』(37)や『シンデレラ』(49)、『美女と野獣』(91)など、ディズニー映画の代名詞ともいえる“ディズニー・プリンセス”の物語を、実写と懐かしい2Dアニメーションを行き来する斬新な映像表現で描きだした前作。“ディズニー・プリンセスあるある”と言わんばかりの名作パロディから自虐ネタまで織り交ぜながらユニークなタッチで描き、ディズニーだからできるコミカルな世界観は大きな話題を博した。
アニメーションで描かれたおとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル(アダムス)は、王子様との真実の愛のキスを夢見る典型的なヒロイン。ところが“運命の相手”として出会ったエドワード王子(ジェームズ・マースデン)の継母ナリッサ女王(スーザン・サランドン)の罠によって、実写で描かれた現代のニューヨークへと追放されてしまい、夢と魔法にあふれた世界とは正反対の世界に戸惑いの連続。
そんな彼女の前に現れたのは、幼い娘のモーガンを男手ひとつで育てる離婚専門弁護士のロバート(パトリック・デンプシー)。現実主義者のロバートは、動物や虫と仲良く話をしたり、突然歌いだしたりするジゼルに困惑しながらも、少しずつ心を開くようになり、やがて家族のように打ち解けていく。そして様々な困難を乗り越えた2人が結ばれるという“ハッピーエンド”で物語は幕を閉じた。