松山ケンイチの長澤まさみの対峙に息を呑む！『ロストケア』本予告＆ポスタービジュアルが解禁

松山ケンイチ、長澤まさみが初共演するヒューマンサスペンス映画『ロストケア』が2023年3月24日(金)に全国公開することが決定。このたび本作の本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。

【写真を見る】数量限定の前売り特典は、ポスタービジュアルを使用したオリジナルクリアファイル[c]2023「ロストケア」製作委員会

本作は連続殺人犯と検事が対峙する社会派エンターテインメント作品。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕による同名デビュー小説の実写化映画で、『そして、バトンは渡された』(21)の前田哲が監督と脚本を務めた。

今回解禁されたのは、60秒の本予告映像。松山演じる介護士の斯波宗典は42人もの老人の命を奪ったが、その殺人を“救い”であり、“介護”だと主張する。それに対し、長澤演じる検事の大友秀美は「あなたがやったことに正義などない」と強く非難し、事件の真相に迫っていく。「大切な家族の絆を、断ち切って良いわけがない」と斯波の罪を強く非難する大友に対し、その絆こそが家族を苦しめていると反論する斯波。さらに、「僕はかつての自分が誰かにしてほしかったことをしただけです」と、連続殺人の動機ともとれる言葉を語り始めると、斯波の“救い”によって家族を失ったものたちの様子が同時に映しだされる。「私、救われたんです」と語り、幸せそうな人生を送っている羽村洋子(坂井真紀)だが、それとは正反対に「人殺し！お父さんを返せ！」と法廷で泣き叫ぶ遺族の姿も。

映像のラストでは、何者かを抱きしめるように倒れこみ一粒の涙を零す斯波と、誰かに頭を撫でられ、むせび泣く大友が映される。2人の涙に込められた想いと、2人が主張するそれぞれの正義とは…？60秒という短い映像だが、それぞれの心の中にある正義感を大きく揺さぶる衝撃の内容となっている。松山や長澤をはじめとした俳優陣や前田監督が放つ気合十分な一作に乞うご期待。

また、12月9日(金)より映画『ロストケア』ムビチケ前売券(カード、一般1500円)が全国の上映劇場にて発売が決定(一部劇場を除く)。数量限定の前売り特典として、ポスタービジュアルを使用したオリジナルクリアファイルをプレゼントされるのでぜひチェックしていただきたい。

文/山崎伸子