「アバター」シリーズは「マーベルやSW並みに広がる」!続投キャスト陣が明かす可能性

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「アバター」シリーズは「マーベルやSW並みに広がる」!続投キャスト陣が明かす可能性

世界歴代興行収入第1位に君臨する『アバター』(09)で映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが、13年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が12月16日(金)に公開される。前作から続投したサム・ワーシントンらキャスト陣は、本作以降、アバターワールドが、マーベル・スタジオ作品や、「スター・ウォーズ」シリーズ並みに怒涛の広がりを見せていくと断言した。

前作『アバター』は公開当時、130か国すべての国でオープニング第1位を達成するなど、驚異的な数字を叩きだしただけに、最新作への期待度も高い。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の舞台は海
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の舞台は海[c]2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、ナヴィ族の女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、再び迫る人類の侵略に神聖なる“パンドラの森”を追われてしまい、“海の部族”に助けを求めることに。今回のアバターワールドでは、舞台を“森”から“海”へと移した壮大な世界観が繰り広げられる。

前作に引き続きジェイクたちを追い詰めるクオリッチ大佐役を演じるスティーブン・ラングは「今後の展開は、最後にどうなるのかも含めて全部知っています。続編の3、4、5本目の脚本も読んだよ。5作目で、この章は一旦終わるんです。この世界は、まるで『スター・ウォーズ』みたいに、予想もできないほどとんでもない広がりを見せます。例えば『ボバ・フェット』みたいにね(笑)。『スター・ウォーズ』やマーベル・スタジオ作品のように、『アバター』シリーズも細かいところから派生していくんです」と今後の展開への期待が高まるコメントをしている。

ジェイクたちは再び迫る人類の侵略によって、神聖なる“パンドラの森”を追われ、“海の部族”に助けを求めることに
ジェイクたちは再び迫る人類の侵略によって、神聖なる“パンドラの森”を追われ、“海の部族”に助けを求めることに[c]2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

まさにラングはアバターワールドが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)や、アナザーストーリー作品を含める「スター・ウォーズ」のような大人気シリーズ並みの広がりを見せていくとキッパリ語っている。

さらに、ジェイク役のワーシントンも「ジム(キャメロン監督)は制作を進めていくなかで新たな生物などの世界観を増やし、色づけていく。新しい世界の広がりが目に見えてわかるんです。ジムの描く世界観が、この惑星の美しさをさらに高めますよ」と、アバターワールドを描きだす、名匠キャメロンの手腕を絶賛している。

キャメロン監督は、作品ごとに重要なテーマを定めているようで「それぞれの作品では、家族について、気候について、自然についてなど、様々な重要なテーマが描かれています。本作で描きたかったのは“海”なんです。私が描きたいことは、すべてこのアバターのキャンバスで語ることができます」と、本作に込めた想いを明かした。


『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日(金)より公開
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日(金)より公開[c]2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

これまで『アビス』(89)、『タイタニック』(97)で海を舞台にした作品を手掛け、『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』(03)というドキュメンタリー映画をも製作しているキャメロン監督。海をこよなく愛するキャメロン監督だからこそ、本作では想像を超えるような驚きの生物たちと共に、美しく広がる大海を描き出し、究極の“海”のリアリティを表現している。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、映画館だけが可能にする圧倒的没入感により、神秘的な海の世界に誘われ、観客は再び目だけでなく心をも奪われるだろう。そんな人類史上最高の「映像体験」を味わいに、ぜひ映画館へ足を運んでいただきたい。

文/山崎伸子

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