ココリコ田中直樹が『アバター』最新作の特別講座に登場!沖縄の子どもたちと「バーチャル・パンドラ・オーシャン」を体験
ジェームズ・キャメロン監督が13年間心血を注ぎ込んで作りあげた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)。神秘の星パンドラの美しく幻想的な海を舞台に繰り広げられる本作の公開を記念して12月8日、沖縄美ら海水族館にて特別講座が開催。サプライズゲストとしてココリコの田中直樹が登壇した。
今回の特別講座は、海洋生物の保護を目的としたグローバルキャンペーン「Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」の日本独自の活動として行われたもの。自然豊かな沖縄の海をそのまま展示し、海洋生物の調査研究活動や稀少生物の保護活動も行う沖縄美ら海水族館に地元の子どもたち90名を招待。田中と沖縄美ら海水族館統括・サメ博士の佐藤圭一が講師を務め、海洋生物の紹介や、自身の体験にまつわるストーリーを披露していった。
講座の後には、子どもたちと一緒に「バーチャル・パンドラ・オーシャン」のデジタル体験を行なった田中。この「バーチャル・パンドラ・オーシャン」は、オンラインで「アバター」をモチーフにした自分だけのオリジナルクリーチャーを作ることができるコンテンツ。参加をすると1体につき5ドルがディズニーから自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)へ寄付される仕組みとなっている。
それぞれのクリーチャーづくりを楽しんだ田中と子どもたち。たくさんのユニークな海洋生物が生息する美しい海の理想郷を描いた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界観に触れながら、「Keep Our Oceans Amazing(わたしたちの素晴らしい海を未来に残そう)」の活動意義と本イベントのテーマを学んでいた。
講座の後に佐藤統括は「沖縄の美しい海を当たり前と思わずにもっと海の生き物に関心を持ってもらい、将来私たちと一緒に仕事をしてくれる人が出てきてくれるとうれしいです」と次世代への期待を語り、田中は「今回改めて前作を観返しましたが、13年間で地球環境がものすごいスピードで変わっているので、いまの地球の生き物たちが置かれている状況を踏まえて観ると、メッセージの受け取り方が違いました」とコメント。
そして「海をテーマにした今回の作品にも僕たちが受け取らなければならないたくさんのメッセージが詰まっていると思います。映画を観て、皆さんがなにを感じるのか、僕自身がなにを感じることができるのか。しっかりと楽しみたいです」と、公開が迫った『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』への熱い期待を力強く語った。
文/久保田 和馬