Netflix映画『ナイブズ・アウト：グラス・オニオン』藤真秀、田村睦心ら吹き替えキャストが解禁！

ダニエル・クレイグが主演を務めるNetflix映画『ナイブズ・アウト：グラス・オニオン』(12月23日配信開始)。このたび、本作の吹き替え声優として、藤真秀、田村睦心、園崎未恵、楠大典らの出演が決定し、あわせて、キャラクタービジュアルも解禁となった。

本作は、「007」シリーズの“ジェームズ・ボンド”でおなじみのクレイグ演じる、風変わりな紳士名探偵ブノワ・ブランが、複雑な人間関係のなかで巻き起こる殺人事件の謎を解き明かすミステリー。舞台は優雅で美しい景色に囲まれた地中海の孤島リゾート。IT業界の大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)が友人を招待して開催した、殺人事件を模した“謎解きゲーム”は、ある計画を携える者によって“本物の殺人ゲーム”へと変貌していく。

主人公のブランの声を『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』(20)に引き続き、「007」シリーズのジェームズ・ボンドなどでもクレイグの声を担当してきた藤が務める。クレイグの演技に精通した藤は「ブランは、田舎の気取り屋でユーモアがあってよく喋りますが、実はそう見せているんじゃないかと思わせるような包容力を感じるところに惹かれます」とキャラクターの魅力を語った。また、物語の展開については「(私も)しっかり騙されました。読み進めていくと、エッ！アッ！ばかり。犯人を見つけてやろうと読んでいましたが、結局ブランに教えてもらいました」とミステリー作品としての秀逸さを語っている。

さらに、ミステリーゲームの主催者マイルズを宮本充、マイルズの元ビジネスパートナーで、ある出来事から彼らと決別したアンディを佐古真弓、ファッションデザイナーで元モデルのバーディを園崎、バーディの実直なアシスタントのペグを田村、豪快な見た目とは裏腹に繊細な心を持つインフルエンサーのデュークを楠、デュークの相棒で、恋人のウィスキーを熊谷海麗、キャスリン・ハーン演じるコネチカットの州知事クレアを藤本喜久子、科学者ライオネルを福田賢二が演じることが発表された。

あわせて、ブノワと8人の容疑者を写したキャラクタービジュアルも解禁に。主催者マイルズは、自身が計画した楽しいゲームを血に染められたことへの怒りを見せる一方、アンディは自分を裏切ったマイルズたちへの復讐心を感じさせる冷ややかな表情を浮かべている。また、バーディのビジュアルにはパーティー好きで派手なキャラクター性が、ペグのものには、炎上しがちなバーディを見張るような性格が浮かび上がっている。インフルエンサーのデュークは派手さと野心、その相棒で恋人のウィスキー周囲をうかがう怪しげな表情を、クレアは母親と州知事を両立する風格、ライオネルは頭脳派で正義感の強い性格がそれぞれ表現されたものとなっている。

人間の欲としたたかな企みが“オニオン”のように何層にも及ぶミステリーをブノワはいかに紐解いていくのか？今月末に配信開始が迫る本作を楽しみに待ちたい。