『グレムリン』から38年…ザック・ギャリガン&フィービー・ケイツの“現在”を大追跡!『グレムリン3』の実現は?
人気絶頂で結婚し、現在は映画監督の母に…フィービー・ケイツ<ケイト役>
ヒロインのケイト役を演じたのはフィービー・ケイツ。モデルとしての活動を経て『パラダイス』(82)で鮮烈な映画デビューを飾ると、『初体験 リッジモント・ハイ』(82)で注目の的に。日本でもブルック・シールズやソフィー・マルソーらと並び1980年代のアイドル女優として熱狂を巻き起こしており、世代の男子たちにとっては特に思い出深い存在だろう。
お色気スターとしてのイメージから、『グレムリン』で不動の人気を誇るスターへと成長を遂げたケイツは、『天使とデート』(87)や『再会の街 ブライトライツ・ビッグシティ』(88)と、1980年代の時点で傑作への出演が続き、1989年に俳優のケヴィン・クラインと電撃結婚。『グレムリン2 新種誕生』にもケイト役でカムバックを果たすが、『プリンセス・カラブー』(94)を最後に第一線から退く。
そんな彼女のフィルモグラフィも「ロッテン・トマト」でチェックしてみると、「グレムリン」シリーズと『初体験 リッジモント・ハイ』以外は少々微妙な評価。『プリンセス・カラブー』と『シャグ』『再会の街』がかろうじて好意的評価優勢で、ほかの作品は批評家からの低評価が目立つ結果に。『パラダイス』に至っては好意的評価が0%というまさかのスコア。それでも観客からの評価はまずまず安定しており、彼女の人気の高さを窺わせる。
2001年には『初体験 リッジモンド・ハイ』以来の大親友ジェニファー・ジェイソン・リーの監督作『アニバーサリーの夜に』(01)に家族そろって出演するなど、いまも公の場に頻繁に顔を出しているケイツ。息子のオーウェン・クラインは俳優となり、2022年には長編監督デビューも飾った。いずれ息子の撮る映画に出演する可能性もゼロではなさそう!
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噂だけが何度も…『グレムリン3』はどうなった?
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