TOHOシネマズの量り売り菓子、全種類食べてみた!「Scoop 'n' Go」を編集部員がレビュー

コラム

TOHOシネマズの量り売り菓子、全種類食べてみた!「Scoop 'n' Go」を編集部員がレビュー

映画館で映画を観る楽しみの一つといえば、売店で売られているグルメを堪能すること。“売店メシ”は、各シネコン独自のメニューが展開しており、大定番のポップコーンはもちろん、ホットドッグ、チュロス、フライドポテトなどが両手を広げて我々観客を待っている。

そんな気合いのメニューがしのぎを削り合うなか、TOHOシネマズの「Scoop 'n' Go」という隠れグルメをご存じだろうか?そう、物販付近に並んでいる“量り売り菓子”だ。見たことはあるが、手を出しことがないという人も多いのではないだろうか。

実は「Scoop 'n' Go」は基本的にTOHOシネマズにしか出店していない“TOHOシネマズだけの楽しみ”であり、来場の際に欠かさず購入するファンも存在するという。そこで今回は、「気になっていたけど…」という人たちのために食べ比べを行ってみた!

「TOHOシネマズ日本橋」で全40種類をゲット!ジャンルごとに食べていく

【写真を見る】「Scoop 'n' Go」コーナーは物販売り場のすぐ横!ラインナップを徹底紹介
【写真を見る】「Scoop 'n' Go」コーナーは物販売り場のすぐ横!ラインナップを徹底紹介

今回足を運んだのは「TOHOシネマズ日本橋」。柱の2面に20種ずつ、計40種類の菓子が並んでいた。「Scoop 'n' Go」は1g=4円で換算し、合計重量に応じて価格が決まる。上記の写真は、全種を一つずつ(サイズが小さいものや味が異なるものは複数個)詰めていったもので、合計は、袋の分(各1g)を引いて522gで2092円。まさに“遊園地価格”という所感だ。

TOHOシネマズの量り売り菓子を全種類購入してみたところ、計522gだった
TOHOシネマズの量り売り菓子を全種類購入してみたところ、計522gだった

40種のなかには、グミやキャンディ、タブレット、クッキー、ドライフルーツ、チョコなどがラインナップ。特にグミは全体の半分以上を占めており、おそらくTOHO量り売り菓子を見たことがある人が想像しているであろう“海外っぽい色味のお菓子”はグミだ。

大きな音なく食べられる【グミ】

『チャーリーとチョコレート工場』を彷彿とさせるビビッドなカラーリング
『チャーリーとチョコレート工場』を彷彿とさせるビビッドなカラーリング

強めのカラーリングが楽しいグミは、比較的小さい音で食べられるのがうれしいところ。なにか食べながら映画を鑑賞したいが、ポップコーンやフードメニューでは量が多すぎるという人にもちょうどいいサイズ感でありがたい。食べてみて感じたのが、いずれも結構な“ハードグミ”であること。日本ではメジャーな柔らかめのグミに対し、上記のグミはどれを食べていてかなり弾力があった。

ヒモ状のグミはとにかく味が濃い!奥の恐竜型グミはかなりハード
ヒモ状のグミはとにかく味が濃い!奥の恐竜型グミはかなりハード

なかでも根性のある固さだったのが、上の写真の左上にある濃い紫、黄色、緑の恐竜型グミで、咀嚼回数はなかなかのものだった。逆に言えば、少ない個数で満足感を得られるため、コスパ的には心強い。また、そのすぐ前にあるヒモ状のグミは青緑がサイダー味、黒っぽいのがコーラ味なのだが、とにかく味が濃い。味は濃ければ濃いほうがいいという方は絶対に食べてほしい。


瓶型のグミは重量もあり、しっかり食べたい人向け
瓶型のグミは重量もあり、しっかり食べたい人向け

今回のラインナップのなかで2番目の重さを誇る瓶型のグミは、なんと40gもあり、すなわち1個160円という高級品。重さ通りサイズもかなり大きく、もちろん歯ごたえもバッチリ。3種あるうち、編集部的オススメは右側にある赤&緑のりんご味で、酸味が強く食べやすかった。ちなみに、手前にあるプリン型のグミは見た目通り、ほのかに卵のような風味が横切る。横切るだけで止まってはくれないので、あくまで“ほんのり”だ。

「アナと雪の女王」のオラフっぽさもある顔のついたご機嫌なグミ
「アナと雪の女王」のオラフっぽさもある顔のついたご機嫌なグミ

派手なビジュアルのものが多いグミのなかでも、飛び抜けてパンチがあるのが、さながらDNAのようなルックスのうえ、先端に2つの陽気な顔が並んだ上の写真のグミ。これも固い。味は濃くも薄くもなくちょうどいい塩梅で、海外らしい濃い味のグミはちょっと…という方にオススメできる。

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