TOHOシネマズの量り売り菓子、全種類食べてみた!「Scoop 'n' Go」を編集部員がレビュー
安定&衝撃【クッキー&キャンディ&ドライフルーツ】
この辺りはグミと異なり、1ジャンルに対して3~5種程度しかない。これらのほとんどは見た目も味も日本でもよく見るような色合いや形で、“「Scoop 'n' Go」の良心”とも言えるだろう。
しかし少しだけ驚いたのが、このマンゴーとパイナップルのドライフルーツの“甘さ”だ。よくあるドライフルーツは、素材の甘みを生かしたほぼ乾燥させただけのものや、砂糖漬けにして乾燥させたものだろう。ただ、「Scoop 'n' Go」のドライフルーツはとにかく甘い。砂糖をしっかりめに使っているのが表面にも滲み出ていて、まるでトドメにコーティングしたかのよう。ドライフルーツをよく食べる人には少し違いを感じるかも(?)しれない。
ぜひ食べてほしい逸品も【チョコレート】
実は、見た目で判断してキャンディのほうに入れてしまった商品がチョコレートだったりもしたが、チョコレート然としたチョコレートは上記の3種類。見ての通り、左上はナッツ入りの割れチョコ、下はアルミに包まれたミルクチョコなのだが、注目すべきはやはり、右上のデカすぎるチョコレートだろう。実はこれは、“チョコレートでコーティングされた巨大マシュマロ”。見た目通り、今回のラインナップでは重さナンバーワンの63gで250円ほど。超高級品だ。
食べてみると、想像よりは重たくなく意外と食べやすい。チョコレートがわりと薄くコートされているので、ちょうどよくマシュマロをブーストさせている。画期的というわけではないのだが、とにかくテンションの上がり方がすごいのがこのチョコマシュマロの魅力。目の前にあるだけでQOLが上がりそうなくらい心が弾む。マシュマロもチョコも好きという方はぜひ一度試してみてほしい。
編集部員の推し菓子は…
執筆を担当した編集部員は、見た目だけでも胸が弾んでしまうコーティング巨大マシュマロに心と舌を奪われてしまった。甘味に貪欲な方には一度は食べてみてほしいところ。ほか、試食を手伝ってくれた別の編集部員は、星型の青いキャンディが「かき氷の味がして美味しい」とのことだった。また、瓶型のグミは大小両方ともサイダー味、コーラ味がハッキリしていて食べ応えがあった。
海外系のグミは、稀にギョッとするような不思議な味がするものがあるが、「Scoop 'n' Go」は基本的にどれも美味しく、単純に見た目で選んでみるのもいいと思う。クセがありそうな感じがするのは、卵の風味が駆け抜けるプリン型のグミくらいだった。
「Scoop 'n' Go」を一度はご賞味あれ
存在には気付いていたけど、なかなか手を伸ばす機会がなかったかもしれない「Scoop 'n' Go」。昔はファンシーショップなどでもよく見かけたが、近年はめっきり見なくなってしまい、いまやTOHOシネマズが量り売り菓子にチャレンジできる貴重な場になっている。なんとなく子どもっぽい印象を持っている方もいるだろうが、味の濃さを踏まえると、ワインやウイスキーと一緒に味わうのもおすすめ。次回TOHOシネマズを訪れた時には、「Scoop 'n' Go」のお菓子と一緒にレジに並んでみてはいかがだろうか。
文/サンクレイオ翼