家族になりすました宇宙人に中村倫也が扮する『宇宙人のあいつ』5月公開決定、超特報も
『水曜日が消えた』(20)、『ハケンアニメ!』(22)などの中村倫也主演最新作『宇宙人のあいつ』が5月19日(金)より公開決定。あわせて超特報が解禁となった。
23年もの間、真田家の四兄妹の次男、日出男として家族になりすましてきた宇宙人が、地球を離れるまでの残された3日間のなかで、人間としてやり残したことに奮闘する物語となる本作。監督、脚本を『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)、『ステップ』(20)の飯塚健が手掛け”家族になりたかった男”が織りなすエイリアンコメディを作りあげる。
主演の中村が、真田家四兄妹の次男、日出男として家族になりすましてきた訳アリな宇宙人に挑む本作。”日出男”を演じることになった中村は今回、「一体これはなんというジャンルなのか」と本作の荒唐無稽さに衝撃を受けつつも、「昔からのつながりと、新しく生まれたつながりと。いま、確かに”ここ”にあるつながりを再確認できる映画かなと思います。軽い気持ちで、なんとなくのノリで!是非観に来てください」と思い入れたっぷりに語った。また、しっかり者の長女、想乃役を演じる伊藤沙莉は、「飯塚作品のファンの方は観たらおかえり飯塚健と言いたくなるでしょうし初めての方はなんじゃこりゃ!!!となるでしょう。笑って、グッとあたたかくなっていただけたら嬉しいです」と話している。
また、真田家の親代わりの長男、夢二役のお笑いコンビ、バナナマンの日村勇紀は「多くの方に、ほかでは見れない変な中村倫也を見て欲しいです。僕は長男、夢二という男で、感情むきだしの熱い男でした。なので、演じていて毎回疲れましたね。でもキャストの皆さんと本当に仲良くなれたのは嬉しかったし、撮影期間は本当に弟や妹に見えていました」と懐かしむ。頼りない三男、詩文役の柄本時生は「撮影は程よい緊張感のある現場で、楽しく現場に居させて頂きました。ありがとうございました」と語った。
解禁となった超特報では、真田家の平凡な食卓から不穏な空気が漂うなか、ひるがえって葛藤する日出男の表情が映しだされる。「大事な話が…」と遠慮がちに切りだした日出男の爆弾発言が、四兄妹の平穏な日常を揺さぶる、なにかが起こりそうな超特報に仕上がった。
宇宙人を通して映しだされる家族愛をコミカルに描いた『宇宙人のあいつ』。飯塚健ワールドが炸裂した本作の続報に注目だ。