再起を懸けた最後の挑戦へ『マジック・マイク ラストダンス』心も踊る予告編&ポスターが到着
チャニング・テイタムが再び主演を演じ、マイクの人生をかけたラストダンス&ショーを描く『マジック・マイク ラストダンス』(3月3日公開)。本作より、予告編とポスターが到着した。
知られざる男性ストリップダンスの世界の裏側とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描き、世界を熱狂させてきた映画『マジック・マイク』(13)。無名時代にストリップダンサーだったテイタムの経験をもとに制作され、過去累計の世界興行収入は2億8600万ドル超えとなり大ヒットをはたした。その続編となる本作では、破産で全てを失い、いまはバーテンとして働き長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイク(テイタム)が、資産家の女性マックス(サルマ・ハエック)と出会う。「バーテンの仕事は好き?」と問いかけられ、「本当は別の夢がある」と告白する。マックスに「一緒にロンドンに行きましょう」と誘われ、人生の再起をかけてロンドンに向かったマイクは、世界から集まったダンサーたちと“人生最後の挑戦”、一夜限りのラストショーに挑む。
本作最大の見どころは、マイクが世界中のダンサーとともに繰り広げる、シリーズ史上最も危険で最もセクシーで最もエキサイティングなラスト30分の圧巻のダンスシーン。指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちを振り付け、演出するストーリーは、映画の世界的ヒットを受けて実現したミュージカル舞台「マジック・マイク ステージ」で、構想、総監督を務めたテイタムの実体験に基づくもの。実際に公演が行われたロンドンのレスター・スクエアで撮影が行われているという。1作目の成り立ちからミュージカルを経て本作に至るまで、「マジック・マイク」に人生を注ぎ込んだテイタムの全てが映画に盛り込まれている。
予告編では、「僕を信じて」というマイクの励ましに一糸乱れぬダンスで応じるダンサーたちの姿。稽古場を飛びだしたダンサーたちは2階建てバスの中を軽やかなステップで進み、芝生では宙返りを披露する。そして、「彼らの人生をかけたダンスから誰もが勇気をもらって欲しい」という女性ディレクターの掛け声を受けて、運命のラストステージの幕が開く。ソダーバーグ監督が、「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」と熱く語っている通り、本編で披露される熱狂のステージへの期待が高まる映像となっている。
同時解禁となったポスターには、シリーズのフィナーレを飾るクライマックスに向けて「危険な出会いから始まる《人生最後の挑戦》…」という挑発的なコピーが刻まれている。ビジュアルは、起死回生に賭けるマイクとマックスが妖しいムードで寄り添う姿に、最後のステージを輝かせる煌びやかな照明が降り注いでいる。
ムビチケ前売券(オンライン)は販売中。タンパからマートル・ビーチ、そしてロンドンへ。マジック・マイクが人生のすべてを賭けて挑むラストダンスを、ぜひ劇場で見届けてほしい。
文/サンクレイオ翼