”正解”よりも大切なものが見つかる『不思議の国の数学者』本予告＆場面写真が到着
『シュリ』(00)、『オールド・ボーイ』(04)、『新しき世界』(14)など韓国映画界を代表する名優チェ・ミンシクの3年ぶりとなる復帰作『不思議の国の数学者』(4月28日公開)。本作より、予告編映像と場面写真が到着した。
ミンシクが、難しい公式も暗唱する天才数学者の顔から、悩める若者の背中を押す大人の姿まで、貫禄の演技で魅せ、『シュリ』以来22年ぶりに北朝鮮の方言まで完璧に使いこなしたことでも話題を呼んだ本作。さらに、250倍の競争率を勝ち抜いて抜擢されたキム・ドンフィ、ベテラン俳優パク・ビョンウンとパク・ヘジュン、新進気鋭のチョ・ユンソと実力派俳優が集結し、心温まる感動作を生みだす。
解禁された予告編映像では、エリート学校の劣等生であるジウ(ドンフィ)が、高校の夜間警備員であるハクソン(ミンシク)と出会うシーンから始まる。数学を諦めかけた挫折寸前のジウを見かねたハクソンは、正しい解き方の方法を教える。ジウも、ハクソンの手を借りながら真剣に数式に取り組み、次第に2人の間には固い絆が生まれていく。しかし、ハクソンは身分を隠しながら働いていたことが明らかに。脱北してきた天才数学者であり、数学の未解決問題の1つであるリーマン予想を解いたということが広がり、渦中の人になってしまう。そして、ジウの身にもいろいろなトラブルが起こり始めてしまう。
「正解よりも大切なことがある」と、人生にとっての本当の正解を探していく本作。思わぬ出会いがもたらした、一歩踏みだす勇気と希望に満ちた温かな感動作をぜひ劇場で見届けてほしい。
文/サンクレイオ翼
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