綾瀬はるか、『リボルバー・リリー』ダークヒロイン役に「また新たな挑戦」と興奮!豪華キャスト集結のランウェイで美背中を披露

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綾瀬はるか、『リボルバー・リリー』ダークヒロイン役に「また新たな挑戦」と興奮!豪華キャスト集結のランウェイで美背中を披露

長浦京の同名小説を行定勲監督が映画化する『リボルバー・リリー』(8月11日公開)の豪華キャストお披露目会見が2月28日に東京都内で開催され、“史上最強ダークヒロイン”を綾瀬はるかが務めることが発表された。さらに共演者となる長谷川博己羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ古川琴音清水尋也ジェシー(SixTONES)、豊川悦司も登壇。全長約13mのランウェイを華麗に闊歩し、本作をアピールした。

『リボルバー・リリー』の豪華キャストお披露目会見が開催された
『リボルバー・リリー』の豪華キャストお披露目会見が開催された

大正末期、活気あふれる賑わいを見せる関東大震災後の東京を舞台とした本作。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイの百合(綾瀬)が、父親から託された陸軍資金の鍵を握る少年・慎太(羽村)に助けを求められ、帝国陸軍に追われながら逃避行を繰り広げる姿を描く。会見には、行定監督、原作者の長浦、企画プロデュースの紀伊宗之も出席。昨年の夏に約3か月に及ぶ撮影を敢行。紀伊プロデューサーによると「絶賛、編集中」とのこと。世界に通用する日本映画を目指して、制作に挑んだと話していた。

【写真を見る】ダークヒロインで新境地に挑んだ綾瀬はるか、ランウェイで美背中を大胆披露!
【写真を見る】ダークヒロインで新境地に挑んだ綾瀬はるか、ランウェイで美背中を大胆披露!

キャスト陣はきらびやかなランウェイを一人ずつ歩き、フラッシュを浴びた。ジェシーは敬礼、古川はダブルピース、羽村ははにかみ笑顔で手を振るなど、それぞれがポーズを決めるなか、ランウェイのラストを飾ったのが主演の綾瀬。美背中があらわになったブラックドレス姿で笑顔を弾けさせ、会場を魅了。「ダークヒロインということで」と役柄に合わせてリボルバーを握るポーズも披露していた。

綾瀬はるか「この作品をきっかけに髪も切った」と笑顔
綾瀬はるか「この作品をきっかけに髪も切った」と笑顔

ランウェイには緊張感もあった様子で、「ちょっと慣れない、このような登場で緊張しました」と照れ笑いをのぞかせた綾瀬は、「原作を読んでもすごくスケールの大きな作品だった。映像になるとどんなふうになるんだろうとワクワク感がありました」とオファー時の心境を述懐。「アクションシーンがたくさん描かれるので、身体づくりも大変だなと思いましたが、この作品をきっかけに髪も切って。また新たな挑戦だなとワクワクしました」と新境地に興奮したという。「観てくださるお客さんを物語に誘って、心が揺さぶられるような作品になったらいいなと期待しています」と願いを込めていた。

長谷川博己、人生初のランウェイ
長谷川博己、人生初のランウェイ

「生まれて初めてのランウェイで、こんな記者発表も初めて。ちょっと緊張しています」と同じく緊張感を告白したのが、長谷川だ。長谷川は「大正末期という、日本にすごく威厳があって、生きることに必死で、人と人とのつながりがものすごく熱くて。そういう時代に生きられるのはすごくいいなと思って受けさせていただいた。綾瀬さんとも2年続けて共演させていただける。すごくよかったですし、行定監督とは初めてご一緒させていただき、行定監督のつくるアクション映画にもすごく期待しています」と映画の完成を待ち望んでいた。

映画初出演を果たしたGo!Go!kidsの羽村仁成
映画初出演を果たしたGo!Go!kidsの羽村仁成

綾瀬演じる百合と行動を共にする少年を演じた羽村は、本作で映画初出演を果たした。羽村は「初めての映画出演で、行定監督や、綾瀬さんをはじめとした錚々たる共演者の皆さんとお芝居をご一緒させてもらうということで、ワクワクの気持ちで胸がいっぱいでした。アクションシーンや、二転三転するストーリー展開になっていて、どのシーンも印象に残るシーンばかりでした」と充実の表情を見せていた。

そしてシシド・カフカは「行定監督とお話をして『ドラマー、ミュージシャンとしての佇まい、立ち居振る舞いに期待しています』とお言葉をいただいた」と監督からの言葉を支えに撮影に臨んだといい、古川は「台本をいただいた時に、アクションシーンの規模の大きさにワクワクが止まらなかった」とにっこり。「綾瀬さんと対決させていただいた」という清水は、「たくさんのことを勉強させていただこうという想いで、精一杯臨ませていただいた」と意気込みを振り返っていた。


『リボルバー・リリー豪華キャストお披露目会見に出席したジェシー
『リボルバー・リリー豪華キャストお披露目会見に出席したジェシー

「リボルバー・ジェシーです」と挨拶するなど、明るい言動で会場を盛り上げていたジェシーは「こんなに素晴らしいキャストのなかに僕がいるんだと、不安な一面もあった」そうだが、周囲に支えられて走り切ることができたと感謝を述べた。そこに豊川が「リボルバー・悦司です」と続くと、ジェシーも大笑い。豊川は「僕は、檀一雄先生の『夕日と拳銃』という小説が大好きで。東映さんも映画にされていますが、本作のお話を聞いた時に、それに勝るとも劣らない、素晴らしい冒険物語だ、すごいなと思った。東映さんならではの映画になるんじゃないかなと思った。その一端にリボルバー・悦司として関われたことをうれしく思っています」と喜びをにじませていた。

取材・文/成田おり枝

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